震災で浮き足立った生活を送っている。
テレビはずっと震災の報道。
これは現実なんだろうか、と思ってしまう。
最近たまたまドラゴンヘッドという映画を見た。
地球を襲う未曾有の大災害を舞台にした話。
最近たまたま鹿児島に知人の結婚式に行った際、
人生で初めて生の噴火を見た。
最近たまたま終末のフールという本を読んだ。
3年後に地球に小惑星が衝突。人類滅亡を免れない中で
生きる仙台の人々の話。
そして今この現実。
今日見た夢はこの4つがごちゃごちゃに混在した夢だったと思う。
断片的にしか思い出せないが。。
今朝起きたときどれが現実か、それとも、どれも現実ではないのか、
わからなくなっている状態だった。
テレビをつけて、ようやく現実を判別できた。
こういうことは、自分の身にたまに起こる。
その時には決まって、自分の生きる意味を考えてしまう。
考えても納得のいく結論はでてこないのだが。。
そして、自分の進むべき方向がわからなくなり、
一時的に無気力になる。
あとは、何度か寝て、時間が経てば忘れてしまう。
忙しい環境に自分を放り込むことで生きる意味を考える余裕がなくなり、
通常の自分に戻る。
今日は雨が降っている。
人体への害はほとんど無いそうだが、それでも放射能のことも気になり
外には出たくはないが、無気力なままの自分も好きじゃないので
停電になる前にトレーニングにでも行ってこようと思う。
計画停電とコンビニやスーパーの陳列物の無さが
多少現実味を帯びさせるけど、それは現地の悲惨さを
真に伝えきるものに至っていない。
被災者以外の私たちは地獄を直に見たことがないのだから、
しょうがない。
自分は今自分ができること、やるべきことをやるしかない。
気持ちばかりの義援金を届け、トレーニングをし、マラウイに行くための準備をする。
たまに生きる意味を考える。