2012年1月31日火曜日

ごく最近マラウイで起こったこと。

■ ズボンやミニスカート着用の女性襲い、裸姿にする事件多発 マラウイ


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000015-cnn-int

今はなんとかおさまってるようです。

2012年1月30日月曜日

自分がここでやりたいこと。

12週間の授業を終え、明日からの1週間は試験前の準備期間に入る。
そしてその後の2週間が試験期間。その試験を以って今学期は終わり。
一つの区切りとなる。その区切りを目前にして、自分がここで
やるべきこと、やりたいことが見えてきたように思う。

「ドマシ教員養成大学で部活動をつくること」
それが自分のやるべきことだと思う。

本大学は、マラウイに3校ある中高等学校教員養成機関の中で
唯一の体育教員養成機関である。
そのため、マラウイの体育の将来は本大学の在り方に依存すると
言っても過言ではない。

しかし、12週間自分が授業を受け持ってみて思ったことは、
体育の専攻の生徒なのにスポーツを知らないということだ。
知っているものと言えば、サッカーとネットボールくらいではないか。
日本人がごく普通にイメージできるスポーツである
バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球、テニス、野球
体操競技、水泳、陸上をほとんどの生徒はイメージすることさえできない。
これには流石に驚いた。

限られた授業の中でこれらのスポーツを教えるのだが、
授業時間も十分ではないため、それらのスポーツを楽しむことのできる
レベルまでにはなかなか至らない。また当然、各種ルールについても
本当の意味での理解にまで到達することが難しい。
そのため、生徒には何か一つでもいいので自信を持って教えられる
得意なスポーツを持ってもらいたいと思っている。
それを持つためには、部活動が一番良いのではないかと思った。

しかも、部活動を行うことのメリットはこれだけではない。
自分の好きなスポーツにとことんのめり込んでいき、
本気でスポーツをやることにより得られるものはとてつもなくデカい。

目標を持ち、それを達成するために努力することの大切さを知ったり、
その努力の方法がただがむしゃらであればいいわけではことを知ったり、
自分ひとりでは続けることが難しい辛いトレーニングも仲間とだったら
越えられることを知ったり、時には逃げ出したくなる自分の弱さを知ったり、
怪我をしたり伸び悩んだりする辛い時期を耐え抜く力を養ったり、
人の痛みがわかるようになったり、ルールを守ることの大切さを知ったり…
とにかく得られるものは多く、大きい。

スポーツは、人生の中でも自分のエネルギーを全力で
注ぎ込むことのできる数少ない経験の場であると思う。
何かに本気になることがどれだけ楽しいことかを生徒に教えたいと思っている。

私には、体育の授業を通じて、学校教育における体育の重要性についての
認識を高めていくことが求められている。

体育の重要性についての認識を高める。それはやる。
ただ、何も体育の授業だけを通してやる必要は何もない。
しかも、大学の枠だけに留める必要もないと思っている。
せっかく隣接したモデル校(セカンダリースクール)があるわけだし、
うちには立派な体育館もあるわけだから、それを有効活用して
活動の輪を段階的に広げていけたらと思っている。

自分がやるべきことの方向性が定まってきたら
なにか楽しくなってきた。

まずは用器具庫の5Sと用器具のリスト化をして、
管理システムを作ることから始めようかな。

2012年1月26日木曜日

期末

最近はうちの大学も学期末ということもあって
普段の落ち着きがない。

レポートの提出やら試験勉強やら隣接しているモデル校での
模擬授業なんかが同時進行しているためだと思われる。

生徒が忙しくなればもちろん教師も忙しくなる。
レポートが提出されればそれを読んで評価をしなければならないし、
試験の問題だって作らなければならない。

昨日、試験問題のレベル合わせを体育学部の教員内で行ったのだが、
私が作成した問題のほとんど全てに手が加えられてしまった。
問題の内容が悪かったのではない。全て英語が悪かったためである。
英語に関しては、最近は間違いを恐れてても前に進めないので、
間違っていてもいいからとにかく話そうと意識している。
が、今回ここまで大幅に修正されてしまってはさすがに意気消沈だ。。

さらにその打ち合わせが終わった後、
アメリカのボランティアの同僚にこう言われた。
「よくその英語のレベルでこの試験問題を作れるだけの授業ができたな」、と。
褒められてるようにも思うが、恐らくはけなされてるんだろう。。

確かに私の英語は拙いにもほどがある。
しかし、情報提供の方法は考えればいくらだってある。
自分がうまく話せない期間、生徒に私の犠牲になってもらうわけにはいかない。

それでも最近強く思う。
会話のキャッチボールができなければ授業が授業として成立しないと。
だからと言って今すぐああだこうだできるわけではない。
継続して勉強していくしかない。

そして、

今日は自分の受け持つ2人の生徒の模擬授業の授業観察に行った。
Microteachingと呼ばれるものである。
ただ観察するではなしに、その生徒の授業計画書を添削してアドバイスをし、
模擬授業が終わったら授業評価をして生徒と面接しなければならなかった。
その準備のために昨日と一昨日は2時まで起きて作業をしていた。
ここマラウイでもこんな目に遭うとは。。
しかしでも、この2日間、長時間の停電に見舞われなかったことは幸いだった。

ようやくこれで今週の山を越えた。

2012年1月19日木曜日

Malawiにサークル発見。

先週末は我が家からミニバスで約30分、そこから徒歩で約30分かけて
University of MalawiのZombaキャンパスに行ってきた。
目的はサークルで円盤を投げること。
一緒に働いているアメリカのボランティアの人が
そこならサークルで投げられると教えてくれたのだ。

キャンパスは思った以上に広く、
途中いろんな人に道を聞きながら散々迷った挙句ようやくの思いで到着。

しかし、長い時間と労力をかけて行った甲斐があった。
そこには期待していた以上の立派な400mトラックの陸上競技場と
直径2.5mのしっかりとした円盤投げ用サークルがあったのだ。

一番最近使われたのはいつなのだろうか等と思いつつ
サークル近辺を歩いていたら管理人(清掃員?)らしきおじいちゃんが現れた。
とりあえず声を掛けてみたが、どうやらチェワ語しか話せないらしい。
そこで、バックから円盤を取り出して投げる素振りをして見せたら
私が何をしたいかすぐに察してくれたようでニコッと笑ってくれた。
随分愛想のいいおじいちゃんだなと思い、ついでに円盤を投げながら
食べようと思っていたバナナを1本手土産にと思ってあげてみたところ、
今度は予想に反してそんなに喜んでくれず、何の気なしにペロッと食べてしまった。
残念だ。

競技場は全体的にゴミなど落ちておらず、わりとキレイな状態を保っているようだった。
おそらくはこのおじいちゃんがしっかり管理しているからだろう。
雷が気になるが陽が射してるし天気もわりといい塩梅だと思い、
サークルとその周辺の環境整備(石拾いと草取り)をした後、
ウォーミングアップをサクッと済ませて早速投げに移った。
しかし、投げ始めたったの10分後、大雨に見舞われてしまった。
せっかくここまできたのに…泣ける。

木陰でおじいちゃんと雨宿りをしながら止むのを待ったが1時間ほど待っても止まず
結局サークルでまともに投げることなく引き上げることにした。無念極まりなし。

しかし、ここに来て何の収穫も無かったかと言えばそうではない。
こんなに立派な競技場がわりと近くにあるとわかっただけでも大きな収穫と言える。
例えば、ここで何かしらのイベントを開くだとかは、できなくはない。
トランスポートのことは多少考えなければいけないが。。

ここMalawiでまた新たな楽しみを開拓できた。

2012年1月10日火曜日

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

年末年始はネット機器の故障により
ネットを繋げることができずご挨拶が大変遅れてしまいました。
なんてタイミングの悪い時に故障するのだろう…
普段の行いが悪いからなのかもしれません。。

それはともかく、
昨年は大変お世話になりました。

日本にいないので、年賀状を送ることができませんでしたが、
今私がここに居られるのは会社の方々を始め、
家族や親せき等、影で支えてくれた存在があったからです。
本当に感謝しております。

今年は初めから終わりまでまるまる一年をマラウイで生活する年になります。
このチャンスを実りあるものにするために、しっかり目標を持って、
地に足をつけ、一歩一歩を着実に前に進んで行きたいと思っています。
言うだけは簡単なので、今の志しを忘れないように、
新春書初めをして今年の抱負を書いてみました。


2012年抱負

今年もよろしくお願いします!