2012年12月13日木曜日

29

29回目の誕生日。
そして、マラウイで迎えた2度目の誕生日。
先日の隊員総会で
マラウイ隊員が一堂に会した際に
みんなに祝ってもらいました。
みんな、本当にありがとう!^^

2012年12月5日水曜日

最近の大きな出来事


JICA携行機材申請にてWT機材購入
学長・副学長・体育教員やらと記念撮影
既に生徒も教員もハードトレーニング実施中!

2012年11月17日土曜日

暑い日続く。

マラウイは雨季に入っている。
年間で一番暑い時期だ。
1学期も始まったと思いきや
既に半分が過ぎようとしており、
朝練習や部活動も軌道に乗っているべき時期である。
本来は…。

本来は、というのは、実際はうまくいってないということ。
朝練習に参加する生徒は前学期の半分以下。
部活動に参加する生徒もだ。
対象にしているメンバーはほとんど変わらないのに。

こうも状況が変わってしまったその原因は、断水。

最近毎日断水がある。赴任後1年間は一度もなかったのに。
新学期が始まったと同時に断水の日々も始まった。
しかもその時間帯はまさに私が家にいる時間帯。
そのため、水を得るのにもタイミングを見計らって
日中一度学校から家に帰り、飲み水、食器洗い用の水、
洗濯用の水、トイレ用の水を確保しなければならない。
そしてシャワーを浴びてまた学校に戻る。
もちろんこういった状況下にあるのは私だけでなく、
同じ生活圏内に住んでいる生徒も同じ。

そのため、本来朝練をしている時間帯に、
生徒は水の確保をするためどこかに行かなければならず、
部活動で汗を流しているちょうどその時間帯に
断水が始まるため、生徒は部活動をせずに家に帰り
シャワーを浴びてしまいたいのだろう。
実際私もそうしたいところもあるのでわからなくもない。
ただでさえ暑い時期。何もしなくたって汗はかくわけだし、
衛生上のことを考えると、この国では優先させるべきが
トレーニングではないことも頷けてしまう。。

また、普段のトレーニングの際には飲み水を持ってくるよう強く
生徒に言っているのだが、飲み水が十分に確保できないため
トレーニングにうまく誘導できないというのも一つの理由としてある。
事前に確保することはできるだろうが、あるものは飲んでしまう。
なんたって暑いんだから。自分もそうだからわかる。

そして夜はその暑さのせいで寝苦しい。。

そんなこんなで活動がうまくいってないこともあって、
最近はなんだか気持ちが不安定だ。

日本で毎日仕事を頑張っている友だちの報告なんかを聞くと、
なんだか追いてかれてしまってるような、そんな気持ちになる。
犠牲を払ってまで自分がここに来たことは果たして
よかったのだろうかと思ってしまうこともある。

成果を求められない毎日の中で、自分はどう生きていく
生き物なのかを試されているのだろうか。そう思うこともある。
そして、そう思ってしまうのは、成果を求められない毎日が
苦しく辛いものだからだ。成果を求められないというのは、
期待されていないとも置き換えられる。
そういった状況下で自分はどこに生き甲斐を見出し
生きていくものなのかを試されているのではないだろうか。
自分で決断してここに来ているのに、誰かに試されてると
思うなんておかしな話なのだが。。。 
しかし、考えてみれば、試されていると思えるだけマシなの
かもしれない。試すというのは、誰かが何かを意図して
はからうことであるだろうし、そこには期待も含まれていると
思うからだ。でも、誰が試しているかなんて関係ない。
大事なのは、自分がそう思えることなんだと思う。

しかも、現実的によくよく考えてみると、実際、
この活動のことは、JICA職員や調整員、同じボランティアの
仲間がちゃんとそれぞれの目でお互いに見ており、
それぞれが何かを感じ影響を受けている。そして、何より、
活動の対象であるマラウイアンが私との毎日の
関わりあいの中でそれぞれの胸の内に何かを感じている。
それがいいことばかりではないかもしれないし、
今すぐどうこうなるものではないかもしれないが、
後に何かに変わる種みたいなものにも感じる。
日々の活動の中でお互いの信頼関係が充分に築ければ、
それらのいくつかが実を結ぶことになるかもしれない。
もしかしたら、それそのものとそこから派生していくもの
こそが成果と言えるのか。。
多くの活動の中では成果を意識した取組は必要だ。
でも、この活動では成果をそこまで意識する必要はないの
かもしれない。目の前にあるものに対してただただ自分が
思うように尽力すれば、成果はいつかどういった形かで
現れてくるのかもしれない。

目に見える客観性のある成果を追ってきたこれまでの
自分の人生は間違ってはないと思う。
ただ、それだけじゃ、人間つまらないなって最近強く思うのも確か。
みんながみんな持つことのできるモノサシで
ある物事をハカることは共感とか効率とか求める上で必要。
だけども、自分がそれでハカり切られちゃったら
なんだか悔しいもんね。

…気持ちが正常な時には気にも留めなかったことが、
気になって仕方なくなるときがある。そんな時、
毎晩の長い一人の時間が、より一層自分を思わしくない
方向へと導いていくように思う。

『自分の選んだ道を信じて進むこと。』
誰かがマラウイ出発前に言ってくれたな~。
今になってその言葉が心に染みるよ。


2012年10月27日土曜日

Teaching Practice - DAY 3, 4 and 5


ネットの状況が芳しくなかったためまとめて更新。

10/24(水)
① Chilangoma Teachers Training College (1)
② Ngumbe Community Day Secondary School (1)

10/25(木)
③ Mulunguzi Community Day Secondary School (3)

10/26(金)
④ St Louis Montfort Community Day Secondary School (3)

以下は詳細。


科目名 Numeracy and Mathematics(数学的思考能力と数学)
対 象 初等教員養成大学生
時 間 8:00 – 9:00 (single period)
感 想 授業巡回指導の対象は中等教育(Secondary School)
だけだと思っていたが、今回は初等教員養成大学で教員の
授業指導をした。1年経ってまた新たな真実を知った。まさか
大学の教員までがうちの生徒だったなんて。こんな自分が
なんだか情けない。。授業と言えば、マラウイと言えども
大学の教員というだけあって、流石にしっかりとした授業を
していた。授業の導入段階から生徒の興味をしっかり
惹きつける上手さ、うまい具合に質問を挟んで生徒を授業に
巻き込んでいく技術から、授業の時間配分、板書の仕方、
授業の締め方、そしてそれらの一連の流れまで、綿密に
計画された、授業準備のしっかりできている授業であった。
私の方から、逆に勉強になりました、と言いたいところだ。
この授業を受けられる生徒は幸せ者だなと感じた。
いつか自分も人にそう思わせる授業をしてみたいものだ。


科目名 Mathematics (数学)
対 象 Form 1
時 間 10:25 – 11:45 (Double period)
感 想 無理数を教えていた。無理数って何だっけ?という
ところから辞書で調べながら授業を観察していた。学生の時
数学があれだけ好きだったのに、どうしたもんだと思いながら。
使う機会が無ければ、長い間脳みその引き出しから出される
ことが無ければ、こうなってしまうんだとシミジミ感じた。

③-1
科目名 Mathematics (数学)
対 象 Form 3
時 間 7:30 – 9:30 (Triple period)
感 想 教師が来なかった。校長のところに聞きに行くと、
恐らくマラリアとのこと。病欠ならしょうがない。早い復活を
願うばかり。

③-2
科目名 Physical Science (物理科学)
対 象 Form 3
時 間 9:30 – 10:10 (Single period)
感 想 マラウィアンでもこんなにテンションが低い人が
いるんだ、と思った。マラウイ到着直後のチェワ語の
マラウィアンの先生だったオースティン以来だ。授業に
対する熱はあるんだろうけど、どうしても感じにくい。
彼が発する言葉も抑揚がなく、どうしても眠くなりがち。
授業後、彼にそんなことを伝えたら、本人が「ウソ??!」
と言った表情をして驚いていた。それを見たこっちが
さらに驚いてしまった。自分では気づいてなくて、
しかもこれまで誰も何も言ってくれなかったんだね、
と思った。

③-3
科目名 Home Economics (家政学)
対 象 Form 3
時 間 10:40 – 12:00 (Double period)
感 想 お題は「小麦粉を混ぜる」。調理実習の初歩段階を
イメージしてもらえるといい。小麦粉への空気の含ませ方や
水の加え方、伸ばし方などを実際の小麦粉と各種調理器具
を使って教えていた。見ていて、やはり実際に小麦粉を
使ってやってみることで、家に帰ってからもまたやってみよう
という発想が起こりやすいだろうなと思った。また、それが
実習の一つの利点なのか~と納得しながら観察していた。

マラウイでは小麦粉よりもマンダシ粉の方が安い。
マンダシ粉で何かしら調理の仕方を教えることでそれが
直接的に彼ら彼女らのビジネスを生むことにも繋がるかもと
思いながらも授業を見ていた。例えば私はよくマンダシ粉で
お好み焼きを作る。小麦粉で作るよりも甘みがあって、
好きだ。(関西の方には邪道と言われるかもしれないが…)
しかし、新しいものが根付きにくいここマラウイでは
マンダシお好み焼きが一般的になることは
大変なことなのだろう。




④-1
科目名 Mathematics (数学)
対 象 Form 1
時 間 8:10 – 8:50 (Single period)
感 想 お題は「項の乗法」。内容は簡単だが、教師は
なかなか理解できない生徒を相手にあれやこれやと
必死であった、ように思う。こういう場面で教師の腕が
試されるのだろうなと感じた。

④-2
科目名 English literature (英文学)
対 象 Form 1
時 間 10:25 – 11:45 (Double period)
感 想 英文学を読んで、そこから筆者のどのような意図が
汲み取れるかということを生徒が主体になって考える授業
であった。なかなか思いがけない回答も生徒からでてきたが、
教師はナイスチャレンジだと言って、肯定的に捉えていたこと
が印象的であった。これは生徒がそれぞれの個性を伸ばす
上で非常に重要なことであり、日本でも同じように重んじられて
いることである。この教師には、今後もこのような対応を
続けてほしい。

④-3
科目名 Social Study (社会科)
対 象 Form 3
時 間 12:00 – 12:40 (Single period)
感 想 お題は「文化の保護」。実はこの教師、昨年度私が
体育を教えてたクラスの生徒のうちの一人であった。
彼女が生徒側にいた時はあんまりシャキッとした感じが
なかったが、今日は生徒の前に立って、額に汗を浮かべながら
一生懸命に授業をしていた。また、生徒が授業に遅れて
入ってきたのを見て、授業には遅れてこないようにときちんと
叱っていた。これまでの1週間の巡回指導の中でも同じような
シチュエーションが何度かあったが、きちんと叱ったのは
彼女だけ。私が自分の授業の中で時間厳守を毎回毎回
言い続けてきたことがここにきてこういう形で活かされて、
本当に嬉しかった。本当に伝えたくて伝えようと思っている
ことは、諦めずにメッセージを送り続ければ相手にわかって
もらえるということを実感した。


これで1週間のTeaching Practiceが終わった。
最後の最後で思いがけないプレゼントを貰ったような気分だ。
また来週から通常通りの授業が始まる。
自分の授業が教育者としての態度の一つのモデルになるように
授業準備をしっかりして、授業に取り組みたい。






2012年10月24日水曜日

Teaching Practice - DAY 2



今日のTeaching Practiceの巡回先は
Liwond Community Day Secondary Schoolの1校のみ。
そのため移動は大変楽だったが、ほぼ午前中だけで
立て続けに4人の授業指導を行うことに。
以下は詳細。


科目名 Mathematics(数学)
対 象 Form 1
時 間 7:30 – 8:50 (Double period)
感 想 線と線が交差して成す角の角度について教えていた。
なかなかしっかり教えていたように思うのだが、理数科教師の
目からはどう映るのだろうか。そんなことを考えながら授業を
見ていた。



科目名 Geography(地理学)
対 象 Form 1
時 間 8:50 – 9:30 (Single period)
感 想 風速の授業だった。授業準備もしっかりしてきたようでは
あったが、生徒の惹きつけ方が甘かったように思う。確かに
声の張りが弱く、後ろの生徒が聞いてるんだか聞いてないんだか
わからない時もあった。しかし、一つの教室に100人を詰め
込んでの授業であったし、誰がやってもけっこう難しい
のかもしれないなとも思ったり。色々考えさせられる。
自分だったらどうするだろうかという視点は常に持ち続けたい。



科目名 Physical Science(物理化学)
対 象 Form 1
時 間 9:45 – 11:05 (Double period)
感 想 この教師は一件指導案も授業準備もしっかり
してたように見えたものの、いざ100人の生徒を動かしながら
何かをしようと試みた時にボロがでてしまった。
詰めが甘かったみたいで。結局時間の関係もあり、
100人の生徒を動かす試みは断念していた。
本来はそこまで考えるのが授業準備。
それ以上に気になったのは、チラチラこちら(私)の反応を気にすること。
授業中よく目が合った。そんなに気にしなくたって評価は
変わらないのに…というよりかは、むしろ主役の生徒たちに
もっと目を向けてほしいという面ではマイナスをつけたくなる。。
でも、仕方のない部分もあるはあるのだろう。
確かに、初対面のよくわからない外国人がいきなり自分の職場に
やってきて授業評価をするわけだから、気にならないわけはない。




科目名 English(英語)
対 象 Form 3
時 間 12:00 – 12:40 (Single period)
感 想 ここで対象がForm 3に変わった。Form 3にもなれば
身体つきも変わってくる。一気に大人びる…しかし、
それでも若い。自分も年をとったんだなぁとつくづく思ってしまった。
この教師も指導案・その他授業準備共にしっかりやってたみたいだ。
私自身授業そのものを楽しむことができたし、いい授業だったと思う。


今日受け持った4人はみんな、教師をやってるというだけあって
授業に関してはしっかりやっていたと思う。
同年代くらいの4人組教師なので、良い意味で
相乗効果的なものがあるのかもしれない。
しかし、この4人でも、日本の教師と比較したら穴がたくさん
見えてくる。またその反面、両国の単純比較もどうか、とも思う。
日本人は日本人特有の、マラウィアンにはマラィアン特有の
最適な授業の形と言えるものがあるのではないかと思うからだ。
具体的にどうとか言えるわけではないのだが、
そんな気がするし、その感覚は当たっているのではないかとも思う。
根拠がなくて申し訳ないですが。
何はともあれ、いつもこれだけエネルギー全快で授業を
やってくれてればと願うばかり。
もちろん私もそうします。なんせ修行の身ですから。



そしてそして肝心の、この学校における体育の授業に関してだが…
体育の授業は無く、体育教師もいないとのこと。
また現実を突きつけられた。なんだかんだ言っても
これがマラウイにおける体育の現状。

学校の裏に立派なサッカーコート、バスケットコート、
ネットボールコートがあるにも関わらず使われてる気配がない…
学校に体育がないからじゃないのか?
体育・スポーツを教えられる教師がいないからじゃないのか?
子どもは本来身体を動かしたいものでしょ?

普段のこの学校の状況を見て知ってるわけではないのに、
そーんなことまで思ってしまう。

だって、

特に初等中等教育の期間の生徒の心身の健全な育成には
体育・スポーツは絶大な効果を示すでしょ。
もちろん身体に定期的に適度な負荷をかけることで強い身体を
作ることができるわけだけど、それ以外にも、社会性や情緒性の
向上とかと言ったたくさんの外在的価値を得ることもできる。
これは教育的観点からの考え方だけど。
違う観点からの考え方だと、あるべき姿は、
生徒がその運動自体を目的としてただ楽しみ、
競争とか達成とか表現とかの運動の機能的特性に
触れること。この感覚が自分の生活の中で特にインパクトのある
刺激的なものであれば、それはその人にとってかけがえのない
重要なものになるだろうし、そしたらその運動は
自然にある一定の負荷と継続性を有したまま、
いずれは生活の一部になっていく。
そしたらシメタもの。ただ楽しんでるように見えて、
実はその運動からいろんな恩恵を受けることになるのだから。
体育で特に楽しさを重要視するのはこのため。
その楽しさを伝えられる人が各学校に1人でもいたら、
マラウイの教育はもっと良い方向に変わるんだろうけどなぁ。
やっぱり、今目の前にいる自分の生徒に全力投球するのが
一番なんだろうなぁ、今は。


明日の巡回先は体育やってないかなぁ。


2012年10月23日火曜日

Teaching Practice - DAY 1



今日からTeaching PracticeというDistance Programmeの
授業巡回指導が始まった。金曜までの5日間の出張。
と言っても、家から通いの出張だが。
今日はBlantyreの3つのSecondary Schoolで授業指導。
指導後にSecondary Schoolでの体育の実態を少し調査。
やはりそこは体育教師として気になるところ。
以下詳細。


学校名 Blantyre Secondary School (NCSS?)
科目名 Mathematics(数学)
対 象 Form 1(?…思い出せない..)
時 間 7:40 – 8:20 (Single period)
感 想 これが国立普通中等学校というやつなのだろうか。
やたら広くて立派だった。教師の身だしなみも心なしか
ピシッとキマッテいた感じがする。授業では文字を含んだ
分数の足し算引き算を教えていた。生徒の理解力も割と良好。
体育授業について…約1回/週。用器具少ない。やはり現実はこうか。


学校名 Chichiri Secondary School
科目名 ChiChewa(チェワ語)
対 象 Form 1(?…記憶が曖昧で..)
時 間 10:00 – 11:20 (Double period)
感 想 先のBSSよりは小さいものの、それなりにしっかりした学校。
しかし、チチェワ話せない私にチチェワの授業評価をしろと
いうのはあまりにも酷ではないか?その振り分けをしたのは
うちの配属先なのだが。。授業指導案も授業も全部チチェワで
正直さっぱり。というわけで、同僚の助けを借りてどうにか。
体育授業について…約1回/週。バスケットコート有り、
バックボードあるもリング無し。ネットボールコート・リング有。
自作したネットボール用のボール有。ここでビックリ。昨年度教えていた
生徒の一人がここに配属されていた。一時的の配属であるとのことだが。
彼女によると、今日は体育の授業ないけれど、明日やるとのこと。
私が授業で教えた陸上競技のやり投げと砲丸投げをやるらしい。
道具はあるのかと聞いたら、既に自作してて手元に置いてあった。
無い道具で自作できるものはどんどん作るようにと教えたのは確かだが、
こんなに早く対応できてしまうものなのかと逆に不信感。。。
実はここマラウイでは、元来やり投げのやりと砲丸はどの学校でも
大概作って置いてあるものなのかなと思ったり。ヒドイかな、おれ。
本当は喜びたいところではあるけれども、実態はよくわかっていない
わけだから、敢えて今回は手放しでは喜ばないようにしようと思う。


学校名 Inc. Henry Hendarson Insutitute Secondary School
科目名 Physical Science(物理化学)
対 象 Form 3(?…記憶喪失.)
時 間 14:35 – 15:15 (Single period)
感 想 今日の巡回先は何だかいいとこのお坊ちゃま学校ばかりだな、
と思った。それくらいここも立派。生徒も教師の
身だしなみもGood. 流石は国内最大の商工業都市。
自分の恰好がみすぼらしく思えるくらいだった。
明日からはもっと恰好に気をつけようと決意した。
授業の内容も、共有結合だとか電子配置だとか
っていう単語が出てきて困惑。
全く覚えてないのですが。おれだけ?
体育授業について…体育の授業無し。教師も無し。
現実が更に胸に深く突き刺さった。おれのやってることって一体…

一日目にして自分の活動の意味をどうしても考えてしまう、
そんな結果になってしまった。マラウイに体育が十分に普及するまでの
先の長さを感ぜずにはいられなかった。
が、そんなことはわかっていたこと。
それを少しでもどうにかするためにここにいるわけだし、
結局自分のやるべきことは何も変わらない。
残りの任期はただただ真っ直ぐ進まなきゃ。


2012年10月20日土曜日

逞しくなって新年度を迎えたある生徒

今週から新年度1学期が始まったわけだが、生徒が授業に来ない。
生徒が来ないだけでなく、学内に教師の姿もほとんど見えない。
うちのCPはそこのところの感覚はしっかりしているようで、
この状況を見て、「大学のカレンダー上は新学期が始まってるのに
なぜ教師も生徒も来ないんだ!」と漏らしていた。
まともなカウンターパートであって良かったと思った。
私の活動がやりやすいのはひとつ、
彼のお陰と言える部分がある。

そんなこんなでOFFICEにて授業準備をしていたところ、
新2年生になったある生徒がやってきた。
前の学期で陸上の授業を持った時のクラスの生徒で、
彼は人一倍の負けず嫌いなのだが、その反面
敵わないとわかると諦めの早いところもある生徒であった。

前学期のある日、個人的にウエイトトレーニングを
教えてほしいと私のところにやってきた。
そこで、十分なトレーニング機材がないところ、
あるものをなんとか組み合わせてベンチプレスを教えた。
最初はもちろんフォームも滅茶苦茶で危なっかしかったが、
(作った機材が不安定で危なっかしいのもあるのだが…)
何度か日を重ねるうちにそれなりのフォームになった。
その生徒がOFFICEにやってきて、また個人的に
ウエイトトレーニングを教えてほしいと言ってきたのだ。

そして今回もベンチプレスをやってみたのだが、
一言で言うと、スゴくなっていた。驚いた。

技術的に上達している他、拳上重量も上がっていた。
そこでよくよく彼の身体を見てみると、
大胸筋だけやけに発達していた...ように見えた。
多分筋肥大していたんだと思う。

この長期休暇の間に一体何をしたのか彼に聞いてみると、
ベンチプレスのシャフトをそこら辺の鉄パイプと石膏を接着して作り、
ベンチプレス台も自作してトレーニングをしたとのことであった。

うちの生徒は筋力トレーニングに対する関心が高い。
もしかしたらうちの生徒だけに限らないのかもしれない。
マラウィアンの男性は強くなりたいという願望を誰しもが
持っているように思う。

彼もそれなりにはやると思っていたが、それでも
あの彼がそこまで本気でやるとは思っていなかった。
同時に、負けず嫌いで諦めが早いと完全に決めつけていた
自分が情けなくなった。しかしそれ以上に、いい意味で
期待を裏切られた分嬉しかった。

今回の件で、トレーニング種目さえ教えれば、
何だって自分らで頭を捻って自作して
教育現場に反映してもらえるという手応えを掴んだ。
しかし、これだけでは手放しでは喜べない。
ウエイトトレーニングを教育現場に取り入れるということは
どうしても危険が隣合わせることも認識しておかなければならない。
どう安全に行うかを第一に考えて教えていく必要がある。
いづれは安全なトレーニング機材の作成方法についても
教える必要があると思っている。また、その他にも、
トレーニング前後に必ずやる必要のある清掃は
徹底的に定着させたい。
耳にタコができる程言ってきたウォーミングアップと
クーリングダウンは定着しつつあるも、これを機に
さらに徹底的に定着させたい。

逃がさないぞ。。w

早くも新年度やるべきことが定まってきて
なんだかテンションが上がっている中、
早速明朝6時から生徒とウエイトトレーニング。
しかし、何故に何時からトレーニングしたいかと聞くと
毎回早朝を設定してくるのだろう。

朝弱い自分としては大変ツライのですが。。


2012年10月4日木曜日

よく悔やむことと、そこからの学び。

社会人以降、よく悔やむことがある。
それは、学生時代、他のスポーツを専門にする友だちを
たくさんつくっておくべきだったということである。
それができる環境であったのに、その重要性を軽視し
それをしようとしなかったことが今になってとても悔やまれる。

私の学生時代の専門は体育・スポーツであった。
大学入学当初、全国各地から一つの場所に集まる私たち
体育専門学群約200人の中でまず最初に友だち関係を
形成していくのは同じスポーツを専門にするもの同士。
その後、同じ部活動内では友だちの輪が広がっていく。
しかしその先、異なるスポーツを専門にする人同士に
至るまで友だちの輪が広がっていくかと言えば、違う。
それができる人は極端に少なかったように思う。

大学1年の時は特に体育専門学群同学年全員共通の
授業が多かったように思うが、それでもつるんでいたのは
いつも同じメンバー。
同じスポーツを専門にする、
同じ部活動の固定メンバーである。

確かに、居心地がよかったのかもしれない。
部活動で一緒にトレーニングに励み、
その後一緒に夕食を食べに行き、
同じ学生寮に帰り、同じ大浴場で湯に浸かりながら
互いに悩みを打ち明けたり、バカ話をしたり、
夢を語ったりする。
浴場で語り足りなかったら部屋に持ち帰ってまた語らう。
そうやって、また来る明日に向けて生気を養う。
そんな毎日を繰り返していたら、
自然と普段一緒にいるメンバーが固定化されてくるのだろう。

入学当初は、全くの新しい環境で、
しかも初めての一人暮らしだったこともあり、
その生活に慣れるだけでも大変だったことを記憶している。
それはそれでしょうがなかったと思う。

しかし、2年生以降どうだったかというと、
それはしょうがないと言う一言では片づけられない。
私と同じように思っている人を含める私たちは、
自分の専門に浸りきることに没頭する余り、
自分の可能性を広げる作業を二の次にし、
そのまま何時来ることもない機会をミスミス逃してしまった。

より深く掘り下げるには幅を広げることも
必要だということに気付かずに。
幅を広げるための材料が
近くに転がっていることに目を向けずに。

もし、他のスポーツを専門にする友だちの
トレーニングや試合を観ることができていたら、
もし、他のスポーツを専門にする友だちと
互いの競技について語らうことができていたら、
自分相手双方のトレーニングの幅が広がり、
その分これまで到達できなかった深みに達することが
できたかもしれない。そしてそれは互いの
競技の世界が足を踏み入れたことのない領域に
一歩踏み出す礎になっていたかもしれない。

またその影響は私たち自身が現役の競技者から
退いた時にまで及ぶものでもある。
体育専門学群の卒業生で教師になる人は多い。
教師になった時にはもちろん深みも大事だが、
どちらかというと幅が必要になるのではないだろうか。
今私が体育の教師をやっていてヒシヒシと感じることだ。

こんな私でも、以上の後悔から学んだことがある。
もし自分の周りに自分の専門を持つ人間がいたら、
その専門についてよく話しを聞いてみることだ。
その人が、今までの自分の人生にはカスリもしない
専門を持つ人間だとしても、その専門についてよくよく
話しを聞いてみること。自分がこれまで知らなかった
世界を知ることになって、それが幅を広げる作業になる。
そしてそれは、知れば知るほど面白いものだと思う。

幸いにも、青年海外協力隊というのは、
様々なことを専門にしている人たちの集まりだ。
これまで家畜飼育の話なんて聞いたことがなかった。
これまで地質学の話なんて聞いたことがなかった。
これまで野菜栽培の話なんて聞いたことがなかった。
まだまだ序の口しか聞けてない、というか、
聞いても理解できないことばかりでなんだか
聞くのも申し訳ないけれど、こういう話を聞いてると
楽しい。

普段バカばっかりやってるやつが
いざ自分の専門の話となると真剣になったりもして。

その人の専門のことを聞くことで、
相手のことも本当の意味でよく知ることができる
んだろうなとも、思ったり。


2012年10月1日月曜日

上期と共に雨季の始まりか。

一昨日は友だちを家に呼んで牛タンパーティー。
牛タンはマラウイではあまり価値がないらしく、
とても安く購入できる。
確かに、見た目グロテスクな状態のままで売ってるし、
人気なさそうなのもわからなくもない。
結局4人で一頭分の舌をいただいた。炭火焼で。
レモンを入手できなかったのが残念極まりなかったけど、
充分美味く楽しかったからよかった。再訪Welcome!

一昨日のパーティから一夜明けた昨日、
みんながそれぞれの場所に帰った後、
久しぶりに、本当に久しぶりに雨が降った。
マラウイには乾季と雨季がある。
これまではしばらく乾季だったのでこの雨に新鮮味を感じた。
雨季は暑くなる。。
最近朝起きるとドッと汗を掻いてる。
寝苦しい時期到来である。
一昨日も結局一日中扇風機をまわして寝たし。
それでも日本の変な暑さよりはマシかなと思う。
そういや日本はそろそろ残暑も終わって涼しくなってくる頃かな。

上期も昨日で終わり、今日から下期。
最近は大企業と言えども日本は本当に油断できない状況に
なってきてるんだなと、ネットのニュースから窺い知ることができる。
東日本大震災後、世界中の価値観が目まぐるしく
変化している中、うちもいつどうなるかわからない状態に
あることは承知しておかなければならないと思う。
良い意味で危機感を持つことは必要なことだ。
そう、会社で教わっている。
そして、こういう時だからこそ、いざと言うとき
一人の会社人として周囲をあるべき方向へと導くことのできる
吸引力のある人間が必要なんだと思う。
そのために今できること、今しかできないことに
限りある大切な時間を使っていけたらいい。


2012年9月28日金曜日

夢を追いかけることの意義と難しさと…

大学の時の投擲のある後輩君は
その当時砲丸投げを専門にしていた。
大学入学当初は推薦最弱だった彼が、
大学を卒業する頃にはその学年では最強ランクに位置した。
全国大会でも入賞するまでになった。

彼はいづれそうなるだろうと思っていた。彼の入学当初から。
彼は天才だったと思う。
自分をとことん追い込みきることに関して、彼は天才だった。
(すぐ調子に乗るヤツだったので、当初は推薦最弱と
 バカにしまくっていたが。。)

投擲のトレーニングにはウエイトトレーニングを
よく用いるのだが、彼はよく一人で潰れていた。
ちなみに投擲界でウエイトトレーニングの際に用いる
“潰れる”とは、最大拳上回数を超えたことで
ウエイトの拳上が自身ではできなくなることを言う。
潰れるまで拳上を反復する方法は筋肥大を狙った
トレーニングでよく用いられるが、
潰れるまで追い込みきるセットを繰り返し
行い続けることはどうしても集中力を欠くことになり、
神経系にも悪い影響を及ぼす可能性があることから
科学的にも決していいトレーニングとは言えない。
何よりもしんどくてそう何回も潰れることはなかなかできない。

また、一人で潰れることは安全上、決していいことでもない。
稀に危険を覚悟して、一人で潰れそうな場を
意図して設定することもあるが。
背水の陣を布き、火事場の馬鹿力を期待するのである。
そうやって集中力を極限まで高めることで
最高品質のトレーニング効果を求める方法である。
しかし、危険をわざわざ目の前に設定して
それをなんとかクリアしようと目論むようなことは
なかなかできるものではない。
一人で潰れるということはそういうことである。

それを入学当初の彼は一人で何回も繰り返しやっていた。
あれを非科学的と言ってただ笑っていた人もいたかもしれない。
でも、彼ほど自身を追い込みきることのできる人間が
正当なトレーニング方法を見つけ、そのレールに乗った時には
恐ろしく成長すると思っていた。
さらに、彼のように半分狂ったように追い込みきるやり方は
トレーニング場の士気を高める上でもかなり効果がある。
投擲や陸上の枠組みを越え、そのトレーニング場にいたことで
彼によって士気を高められた競技者も大勢いたのでは
ないだろうか。

ある日、そんな彼がこれから第2の人生を歩むという
連絡をくれた。私は、競技人生を終わらせ、
社会人として働く道をゆくのかと、その時は思っていた。

でも、実際はそうではなかった。
昨日、人伝いに知ったのだが、
なんと彼はプロボクサーを目指しているとのことなのだ。
驚いた。が、それよりも羨ましく思った。
自分にはできない決断の類だったからだ。

私も学生時代は円盤投げ一筋でやってきた。
もちろん卒業後も競技中心の人生を続けたかった。
自分にうんと言えるところまで突き進めるだけ突き進みたかった。
しかし、結局はそれを自ら諦めた。
円盤を中心にした生活の選択は、保障無き未来に自分を
投入するということでもあり、その不安に押しつぶされることなく
競技に集中することができるだろうかという不安に苛まれたためだ。
結局は自分にいろんな言い訳を用意して
自身を納得させることで円盤中心の生活をヤメタ。
円盤投げ自体はやめなかったわけだが。

今は、その時に自分が選択した道を進んでいるのだが、
今の自分が仮にあの時に戻れたとしても、
やはり今辿ってる道と同じ道を選択するだろうと思う。
というより、いくつになっても、私にはこの道しか選択できない。
夢を追いかけるには、それに伴う犠牲を払わなければいけない。
私にはその犠牲は重すぎる。
私にはその犠牲を払うだけの勇気と覚悟がない。
きっと私の夢というのも結局はそれだけのものだったんだろう。
夢という表現を使うことも恐れ多いほどに。。

私は最近、一度きりの人生なんだから、
死ぬ時に悔いのないように生きよう、とよく思う。
だから今ここマラウイにいるんだろうし、
だから好きな人にはちゃんと思いを伝えようと思うんだと思う。
しかし、自分を取り巻く社会においては、
実際にはいろんなシガラミがあって自分のわがままを
押し通すことができない場面が多々ある。
それでも、周囲に振り回されず、自分のやるべきことを見失わずに
生きていくことが必要で大切なことだから、余計悔いのないように
生きようと強く思うのだと思う。

とある後輩君もそう思ったのではないか。
私と違うところは、悩みに悩み抜いた結果、
それでも自分の可能性に挑戦したいという欲望が勝り、
一歩前に足を踏み出したというところだ。
その決断ができたこと、本当に凄いことだと思う。

この先彼には大変な人生が待っているかもしれない。
思うようにいかないことが本当にたくさんあるかもしれない。
でも、陸上を通して学んだことはどの世界にいっても
必ず役に立つと思う。腐ることなく、自分が決めた道を信じて
突き進んでほしい。私を含め、周囲の人たちにとって
とても大きな刺激になっていることを誇りに思ってほしい。

最後に...
たまに潰れることは後にいい効果を生むが、潰れ過ぎには注意。


2012年9月27日木曜日

生徒のいない期間

Distance ProgrammeのFacilitationが明日で終わる。
明日、Distanceの生徒(現職のSecondary Schoolの教員)は
自分の職場に帰り、またそれぞれが持つ生徒の指導にあたることになる。
Facilitationで教えた、ウォーミングアップやクーリングダウン、
安価で簡単に入手可能な道具を使ったハードル走や走り高跳びは
ちゃんと授業に取り入れてくれるだろうか。。
学んだことを少しでも活かしてもらえればと思っている。
いづれは個人的にSecondary Schoolを巡回して
体育授業の様子を見てまわろうと思っている。
その時どうなっているかを楽しみに待つことにしよう。

さてさて、うちの大学といえば、Distanceの生徒は自分の職場に戻るし、
次のFace to Face Programmeの生徒の授業の始まりは10/15なので、
2週間程生徒のいない期間を迎えることになる。

私としては、身体がなまってどうしようもない時期を迎えることになるので
早く10/15からの1学期が始まってほしいところでもある。
始まったら始まったで朝練・授業・部活動で手一杯になるのだが、
やっぱり生徒と一緒に何かをやってるときが充実していて好きだ。
2年目は1年目以上に生徒と一緒に何かしらの活動をしている時間を
増やしたいと思っている。体力勝負になること間違いなし。
でも、体育隊員はこうあるべきなんだろうと思う。ガンバロ。


今日は、この生徒がいなくなる期間突入で暇になる同僚に
バスケットボールを教える予定。
同僚はうちの体育教員の一人であるので、もちろんバスケットボールが
どんなものかという知識は持ち合わせているものの、
スキルは持ち合わせておらず、それをどうにかしたいとのこと。
確かにここマラウイではバスケットボールがやられる機会は極端に少ない。
体育教員としてそれをどうにかしたいと思い、行動に移すところに
プロ意識を感じる。私は彼のそういうところが好きだ。
マラウイに来て1年が経ち、中弛みしつつある私も見習わなければと思う。
では、気を引き締めて、教えに行ってきます!


2012年9月25日火曜日

第3号報告書開示(2012/9/21提出)


要請内容である授業と定期テストの実施をFace to Face Programmeの学生とDistance Programmeの学生(現職教員)を対象に実施している。私の行う授業そのものが教授内容の質や量、教育者としての態度の一つのモデルになり得ることを念頭に置き授業を行っている。残りの任期も授業準備をしっかり行い活動を行っていく。
本大学は比較的ハード面(体育館・用器具)が充実しているが、現状それを最大限有効活用するには至っていない。そこで有志学生による朝練習と部活動をたち上げた。高いモチベーションを維持できない学生には、学生がトレーニングの成果を発揮する場面(試合)を設けることで生徒に明確な目標を与えたい。
また、学習環境を整えるために体育館や用器具庫の5Sを実施している。整理整頓は実施済で良好な状態が継続しているが、体育教員のOFFICEに関しては良好な状態が継続していないため継続的に5Sを促していく。
教科書の改訂と増刷に関しては、Face to Face Programmeの学生用のModuleがないため提案したものであったが、CIDA(The Canadian International Development Agency)の寄付により発行されているDistance Programmeの学生用のModuleを一部転用可能であるため計画から外すこととする。
P.E.departmentの教員の継続的改善体質の確立と教員間の結束力を図ることを意図した週一での会議の開催に関しては、当該教員に対して提案・了承済ではあるものの、各教員が入れ替わりで出張に出向く必要のあるTeaching Practice(現職教員を対象とした授業指導及び評価)があったため開催できていない。今後新学期開始と同時に開催する予定である。
現地支援制度活用計画については、マラウイ唯一の体育教員養成機関である本大学において不可欠な筋力トレーニング機材の申請を考えている。また、マラウイ国内にラジオ体操を広める上で必要となる音源、ラジオ体操解説冊子及びその配布に係る費用申請を考えている。


2011年9月27日にマラウイに到着してから早1年が経とうとしている。
はやいなぁ~というのが率直な感想。
この1年を振り返りつつこの先の2年目をどうしていこうかと
いろいろ考えたけど、やっぱり大筋は2年目も一緒。
目の前の生徒に対して全力を尽くすこと。
バリバリ鍛えあげるぞー

2012年9月19日水曜日

モザンビークへの旅

マラウイの東側に隣接する国モザンビーク。
一週間かけて旅をしてきた。

陸路で国境を越え、モザンビーク側の国境の街マンディンバを経て
ミニバスでクアンバという街まで行き、電車に乗って約11時間揺られ
モザンビークの第二の都市ナンプラに辿りつき、ミニバスで
最終目的地のモザンビーク島に至るまで、
片道移動だけで3日をも要する長い旅路だった。

モザンビークは昔ポルトガル領だったこともあり、
言葉はポルトガル語。
もちろん話すことはできず、英語ができる人を見つけた時に
言葉の通じる喜びを噛みしめることになるという
不思議な感覚を味わうこともできた。

モザンビークでは1992年まで内戦があったこともあり、
電車の車窓から戦車の抜け殻を見ることもできた。

モザンビーク島では久しく口にしていなかったシーフードを
食べることもできた。海から獲れたばかりのイカの刺身は
本当に甘くて美味しかった。一緒に行った友たちが
マラウイから醤油とわさびを持ってきてくれたため、
日本の味を味わうことができた。
イカがこんなに旨かったなんて知らなかった。
また、マラウイにはない生ビールも堪能できた。
久しぶりだったので、あまりの旨さに少々飲み過ぎてしまったが…

モザンビーク島で要塞に行った時には
もっと歴史をしっかり学んでおけばよかったと後悔。
しかし、歴史を学ぶ意味を認識できただけでも得たものは大きい。
自分にとっては大きな前進だ。

モザンビーク島から見るインド洋は
これまで見てきた海の中で間違いなく最も綺麗だった。
しかし、小さい頃綺麗な海を見た時の感動には劣るものだった。
きっと、自分が変わってしまったんだろう。
いろんな経験をしていくにつれ、想像できる範囲が広がってくる。
その想像を絶するものでなければ心から感動できなくなって
しまったのかと思うと、なんだか寂しい気もする。

この旅の中で思ったことはたくさん。
本当に有意義な旅だったと思う。

この世界は広いけれど、行こうと思えば
ある程度どんなところにだって行けるんだって思った。
自分がまさかモザンビークに行くなんて…
考えたこともなかったよ。

2012年9月6日木曜日

東への旅へ。

当然のことではあるが、こっちに来て人生初を味わう機会が多い。

今回もそのうちの一つ。

ちょっと1週間程、旅にでてきます。

連絡取りづらくなります。悪しからず。。

2012年8月29日水曜日

【TV放映】マラウイ湖国立公園

『TBS THE 世界遺産』
マラウイ湖国立公園
9/2(土)18:00-18:30
http://www.tbs.co.jp/heritage/next/

マラウイがどんなところなのか、
部分的にでも感じられるかもしれません。
是非見てみてください。

2012年8月18日土曜日

もうすぐ1年。。

気が付けばもう8月の終わり。
約1ヶ月後にはここマラウイに来て1年になる。

果たして自分はマラウイに来た当初思い描いていた
1年後の自分にどれだけ近づけているのだろうか。
節目節目で過去を振り返り、反省し、次に活かそうという
取組みはとても大事なことだと思う。
普段はただ前に進むので手一杯だろうし、
普段は前に進む事に集中して力を注ぐべきだと思うので。

ちょうど2年間の活動の半分にあたる節目で
JICAは中間報告会というイベントを設けている。
それが約1ヶ月後にある。
そのための資料の作成にあたって、
自分のこれまでの1年間の活動の自己評価をするわけだが、
その評価はとても難しいように思う。

自分がここに配属される前と今で何がどう変わったのか、
そしてそれは私の帰国後も残っていくものであるのかどうか、
それらをよくよく考える必要がある。

先日、駒ヶ根研修所の時の同期2人が
私事任国外旅行でジンバブエからマラウイにやってきた。
うちの大学にも見学にくることができ、私の授業がない期間で
あったため授業の様子を見せることはできなかったが、
これまでの約1年の活動の様子を話しながら大学を
案内することができた。

その時自分の配属先のことを説明しながら思ったことがある。
自分には、何がどう変わったのかを形として見せられるものが
ほとんどないということである。

うちは大学なのでもともと対象は生徒であり、
生徒に関わって生徒の質を高めることが最も大事なことで
あることはわかっているものの、それが私が帰国した後も
継続性のあるものであるかは疑問である。

今目の前にいる生徒に全力を注ぐ他、
将来この大学の生徒になる人たちに残せるものがないかを
考えていく必要があると思った。


2012年7月7日土曜日

報告書第一&二号開示

JICAボランティアはJICAに定期的に報告書の提出をしている。
マラウイ到着から3ヶ月、6ヶ月、1年、1年半、2年の計5回の提出が
義務付られており、それらは一般に公開される資料となる。
現在、マラウイ到着から9ヶ月を経ているため、
2度の報告書の提出が既に終わっている。
せっかくなので、その報告書を本BLOGでも公開しようと思う。
※ここでは報告書の要約のみ

■活動報告書第一号(2012年1月14日提出)


マラウイでは初等教育の無償化の導入により中等教育就学者数も増加し中等教員数が不足した。その対応として2 年間の訓練を受けた初等教員を中等教員として採用してきたが、中等教員の半数以上が初等教育の教授法しか訓練されていない無資格教員であり、多くの中等学校では正規カリキュラムに基づく授業が実施できない状況である。2002 年に改定された教育分野のマスタープランである「Policy Investment FrameworkPIF)」の重要課題の一つとしても「中等教育の質的改善」が取り上げられており、中等教員としての専門性を有し、新カリキュラムの内容を十分に教授できる有資格教員の育成が課題となっている。本大学はこれを担う。現在活動を共にする主たる同僚はカウンターパート1人である。私には体育の授業(実技と講義)を通じて学校教育における体育の重要性についての認識を高めていくことが求められている。また、状況に応じて同僚教師のサポートも期待されている。配属先の主たるニーズは、体育の授業を通じて生徒に直接的に質の高い授業を提供することであると認識している。その重要性については私自信も同様に感じているところであり、配属先のニーズに応えられるよう授業をしていきたいと考えている。現在は、本大学の教員と学生のレベル、および授業形態や学習内容、評価方法等を知るために、他の教員が受け持っている授業のアシスタントや授業観察をすることで具体的な活動計画策定のための現地調査を行っている。また、赴任先がJICA隊員を必要としている理由、つまりは自分がなぜ本大学で必要とされているかの真因が自分の中ではまだ不明確であるため、赴任先関係者と広く深く関わり合いを持つことでそれを明確にしていきたいと思っている。


■活動報告書第二号(2012年3月31日提出)

配属先における目標を「ドマシ教員養成大学における教育水準の底上げ」とし、その達成のため2つの活動目標を設定した。一つ目は「体育教員の資質向上を図ること」であり、私の主たる活動である授業を通して達成を図りたい。二つ目は「体育スポーツの面白さを伝えること」であり、特に今学期から立ち上げる予定の部活動を通して達成を図りたい。
一つ目の活動目標は、大学教員および将来教員となる学生を含む体育教員の資質向上を図ろうとするものであり、学生に対しては通常の授業を行うことで直接的に教育活動を展開していく。私の行う授業そのものが教授内容の質や量、教育者としての態度の一つのモデルになり得るため、単に授業をするではなく、それらを踏まえた上で授業を行っていく必要がある。また、学生が将来教師になった時に私の授業で学んだことを抵抗なく活かせるよう、マラウイの現状の教育現場に対応した授業が当然求められる。例えば、ない道具をどう作るかを一緒に考えたりすることである。特に初中等教育校に通う生徒の年齢層は神経系の発達の著しい時期でもあるため、数多くの運動経験の場を与えることが教師の重要な役割となるため特に注力していく。
配属先との意見交換の進捗であるが、活動計画表の通りに進めていくということで同意している。通常の授業と定期テストについては引き続き同様に行ってほしいとのことであった。新しい試みである、PE department大学教員の全体会議を週一度のペースで定期的に行うことに関しても継続的改善体質の確立を図るという意義と併せて賛同済。また、体育教員のOFFICEおよび各用器具庫の5Sについても、業務効率改善等の意義と併せて賛同済。今学期より新たに始める部活動の立ち上げも計画通りに開始される予定である。但し、体育館や用器具庫の鍵の管理に問題があり現在是正中である。


2012年6月28日木曜日

マラウイ陸上競技選手権と活動の写真

ネットの状況がいい時でなければアップできないので一気に。

まずは、マラウイ陸上競技選手権大会の時の写真。


うちの生徒と一緒にエントリー中

開会式
とてもいい天気だった。

早速砲丸投げ練習投擲開始。
1投目と2投目はグライド投法を用いて、
3投目は回転投法を用いて投擲。
記録は2投目に投げた13m65cmが残った。

砲丸投げ試合後はグライド投法と
回転投法を教えてくれ、の嵐。
嬉しくてたまらない瞬間だった。
なので時間の許す限り教えましたv

砲丸投げの表彰式。
左の2位の人は代理。
右の3位の人はウエイトリフティングの選手。

専門の円盤。もちろん本気で臨んだものの
結果は42m15(1投目の記録)。
2投目は46くらいはいったかなと思いきや
ファールをとられてしまい、
3投目は失敗投擲で終わってしまいました。
練習投擲が一番素直でよかったなぁ。。
よくあることです。
それでも楽しかった!

円盤投げの表彰式。
2位の人のデカいこと。。


ここからは、同期隊員が活動見学に来た時に撮ってくれた写真。

このクラスは生徒数7人と少ない。
科目名は陸上競技フィールド種目。
2学期最後の授業ということで総復習をした。


実技科目ではあるがこの日は座学。
試験前の総復習を。
生徒は真剣。
生徒の質問にシドロモドロの英語でこたえる。。

2学期最後の授業であるとともに
実は本大学卒業前最後の授業でもあった。
そこで1枚記念撮影。
人数が少ないこともあって一番一人一人への
思い入れの強いクラスであった。
卒業後はそれぞれセカンダリースクールで教壇に立つ。
私が教えたことを少しでもいいから役立ててほしい。
彼ら彼女らなら大丈夫!!

授業後、和気藹々

授業が終わったら部活。
まずは、「みんな元気かー??」から。

私が教えたストレッチ。
分かってる人は分かってる。
分かってない人はとりあえず形だけ…の状態。
それでも、
それが何のためにやっているものなのかを
逐一教えることで徐々に分かってきたみたい。

部活後は夕食。
メニューはもちろんカレー。
しかしこの日は人任せ。。ゴメンなさい。
あるもの片っ端から何でも入れて、
結局は味噌カレーになってました。
でも、うまかったぁ~

2012年6月21日木曜日

マラウイ陸上競技選手権大会結果

6/17、マラウイ陸上競技選手権大会兼ロンドン五輪選考会に
円盤投げと砲丸投げで出場した。結果は以下の通り。

■円盤投げ 42m15 優勝
■砲丸投げ 13m65 優勝

記録はともかくとして、ちゃんと優勝したことと
マラウィアンに投擲というものがどういうものなのかを見せることができてよかった。
試合後は円盤投げのターンと砲丸投げの回転投法・グライド投法を教えてくれ!
の質問攻めにあって、マラウイでこれほどまでに投擲に興味を持ってもらえたことに
感動を覚えずにはいられなかった。

表彰式の時、円盤投げ2位の選手は
「今回は10m以上差をつけられたが、来年は気をつけろよ」と
私に対して闘志剥き出しであった。その言葉に見合う程練習してくれると有難い。

身長185cm体重推定130kgの巨漢の持ち主である砲丸投げ2位の選手は
力自慢というプライドに傷がついたらしく、表彰式には代理を立てて彼自信は
表に出てこなかった。彼は帰り際に挨拶した際も一切愛想よく笑ってくれなかったが、
帰路とことこ歩いてると偶然彼も車で家に帰る途中だったらしく
拾ってくれて途中まで乗せてくれた。
きっと、愛想は悪いが心優しい力持ちなんだろうと思った。

引率した男子生徒もやり投げで3位入賞を果たした。
その生徒は私の試合中から試合後にかけて私の付添人のように
私から離れることがなかった。彼は素直でとてもわかりやすい。
私の好きな生徒のうちの一人だ。

この日、円盤と砲丸を通じて本当に多くの友だちができた。
自分がこれまでの人生の中で多くの時間を費やしてきた円盤投げと砲丸投げが
こういう形で活かされたことは私にとって本当に嬉しいことであった。

また、その効果はその日だけに留まらなかった。
試合の翌週、大学に出勤したら数名の生徒が大会を見たと寄ってきてくれた。
その目は明らかに以前私を見ていた目とは違うものだった。
同僚の大学教員も、来年大会に円盤投げで出場したいから
トレーニングを一緒にやりたいと言ってきた。
体育専門の血が騒いだのだろう。

今大会、私個人としてはなかなかうまく投げられず悔しい気持ちもあったが、
それを全てかき消すほどに得るものが多くあった本当に有意義な時間であった。
自分の持っているものをできる限り伝えること、それがこの国の人たちに対して
自分のやるべきことなんだと再確認できた時間であった。

2012年6月4日月曜日

日本陸上競技選手権大会


6/8-10の3日間、大阪の長居で日本選手権が開催される。

大学2年の時初めて参加標準記録を突破して以来
昨年の日本選手権に至るまで9年連続出場してきた試合。

日本選手権は自分にとって一年の中で最重要の試合である以上に
人生の楽しみの一つでもあり、生きがいである。
試合一週間前ともなれば、興奮、自信、不安、高揚、抑制、期待、
いろんな気持ちが胸の中で複雑に混じり合い、なんだか不思議な
感覚に陥る。それを試合に向けてしっかり静かに調整し統制していく。
競技をやってきた中でも特に特別な心理状態を味わえる期間である。
この感覚を客観的に味わえることができる時は大概調子がいい。

今回は10年連続出場が途絶えたわけだが、それでもそれに似た
不思議な感覚に陥ってる自分がいるのがわかる。
何故かはわからない。異様に興奮しているような気がする。
心拍数が速くてなんだか疲れる。

もしかしたらそれは、6/17に開催されるマラウイ陸上競技選手権大会に
出場できるからなのかもしれない。日本選手権とは開催国が違うだけで、
ロンドン五輪の予選会であることには何一つ変わりないわけだし。

あるいは、マラウイで試合に出られるなんて思っていなかったが
急遽出られることがわかり、その反動で試合の種別関係なしに気持ちが
異常に高揚しているだけなのかもしれない。

いずれにしろ試合は生活に張りを生み出す。
久しぶりのこの緊張感を味わいつつ試合に臨みたい。


PS.試合2週間前にして試合開催期日が一日スライドしました…。
   (6/16→6/17) この国ではフレキシブルな調整が必要そうです。



2012年6月1日金曜日

活動の話。


私は本学でバレー部のコーチをしている。


一昨日のこと、

なかなか集まらないバレー部の生徒が久しぶりに結構な人数
集まったため、ああだこうだ技術的な指導した。
しかし、私の語学力の問題でなかなかうまく伝わらず、
もともと彼らとの信頼関係が構築できてる段階ではなかったこともあり、
ある一人の生徒が呆れてあまり話しを聞かなくなってしまった。

普段から自己主張の強いなかなか癖のある生徒だとは思っていたが、
昨日の彼の態度は特に顕著だった。
あのコーチのいうことは役に立たない、と判断されたのだろう。
何言ってるかわからないし、みたいな感じで。

その生徒の態度は他の学生に伝染し、
チーム全体の雰囲気まで悪くなったようだった。

しかし私と言えば…、その時何もできなかった。
そしてとりあえずその日の練習が終わり、
夜家に帰ってからもどうしていいかわからなくなり落ち込んだ。
(普段あまり深く落ち込むことはないのだが...)

特にこれと言った解決策も見い出せずに、次の日を迎えた。

今週末、世界ユニバー予選会のマラウイ代表を決める選手選考会が
本学で開催されることもあって、この日も特別にバレー部は練習をした。
しかし、彼らは今週末大事な選考会があることを知っていながら
単なる遊びとしか思えない、完全に腑抜けな練習をしていた。
気合いの気の字も感じられない状態であった。
前の日の悪い雰囲気を引きずっているようであった。

私は前の日に何にもできなかった自分に対するもどかしさと、
このまま生徒が数少ないチャンスを逃してしまうんではないかという
もどかしさでついには我慢できなくなり、話して通じないならと思って
生徒の練習に混じってただただ本気でプレーをした。
別にやけくそになったわけではないが。。
ただ、バレーボールっていうのはこうやってやるんだということを
どうしてもわかってもらいたかった。
どうしても今、本気になってもらいたかった。

私は全力でプレーをしたが、もともとそこまでのスキルを
持ち合わせていないこともあってミスを連発。
しかし、最後まで一切手を抜かず全力のプレーに徹した。

練習後、前の日に一悶着あった生徒の態度が一変していた。
自分はチームみんなのスキルをあげるためにこういう練習がしたいんだけど
どう思うか、とアドバイスまで求めてきた。
気が付いたらチーム全体の雰囲気も変わっていた。

その時、結局は全部自分のせいだったんだと気が付いた。
自分が全力じゃなかったからいけなかったんだと。

それと同時に日本での2カ月の研修時にJICAからもらった
シールのことを思い出した。そのシールにはこう書いてある。
『行き詰まりは環境のせいではない。自分の心の行き詰まりである』と。
まさしくその通りだと思った。
何か問題が起きた時の原因の所在を他に求めるのではなく、
まずは自分に何か原因があるんじゃないかと思わなければいけない。
そんな当たり前のことを完全に忘れていた自分が恥ずかしくなった。
教師と生徒という立場関係がそうさせたのかもしれない。
しかし、どんな立場であろうともいつも謙虚でなくてはいけないという
根本的なところがごっそり抜け落ちてた。
今気付けたことはラッキーだったと思わなければいけないと思う。
あと、約1年4カ月はあるんだから。

以前、このブログでイノベーションに関する本を読んだことについて書いた。
自分が自分を取り巻く周囲の状況を変えたいと思った時、
自分がその変化の一部にならなければ周囲を変えることはできない。
私は既にこのことをその本から学んだはずだった。

日々うまくいかないことは数多くある。
でも、その一つ一つに対して自分がどういう態度をとるべきなのか、
自分がここにいる意味を今一度考えなければいけないと
思わされた一件だった。


2012年5月31日木曜日

マラウイ陸上競技選手権大会


6/16にMalawi Athletics Championship(マラウイ陸上競技選手権大会)
が開催されると聞き、知り合い伝いに本国のナショナルコーチの連絡先を入手し、
彼に直接電話して円盤投げと砲丸投げへの出場意思を表明した。

ちなみにハンマー投げにも出場したいと申し出たのだが、
ハンマー投げは種目にないと言われた。

エントリーには特別何かをする必要はなく、
ただ大会当日開催場所に来てくれとのことだった。
日本では有り得ないことなので心配だが、
この国では有り得ることなのだろうと思うしかない。

最近のトレーニング状況はどうかというと、
毎朝の朝練や週3回の部活動でバスケットを教えると同時に自分も一緒に
ゲームに参加しているため健康的なレベルで継続的に運動はできているものの、
競技的には全く負荷が足りていない。

試合があるとトレーニングに対するモチベーションもあがる。
いい目標ができたので、残り2週間で競技的状態にまで
どうにかもっていきたい。

ちなみに以下がマラウイ記録。



世界記録、日本記録、自分の記録と一緒に並べてみた。
恥ずかしいことなのだが、砲丸投げの自分の自己記録を覚えていない。
当初の自分にとっては覚える気にもなれないヒドイ記録だったからなのかもしれない。
おそらく14mを少し越えたくらいだったと思う。

今回の目標は、円盤投げ50m、砲丸投げ14mとしたい。
マラウイへの出発時点の体重から約8kg減ったこの身体でこの目標は
高すぎるように思うが、これ以上目標を下げるのはなんだかイヤなので
この目標でチャレンジしてみたい。

自分でも結果が楽しみだ。

2012年5月26日土曜日

活動写真、他。

同期が活動見学に来た時に撮ってくれた写真(↓)


赴任先の自分のOFFICEにて
カウンターパートとの会話中を一枚。
普段はここで授業準備をする。

部活動の指導中
この時はセカンダリースクールの生徒も交えて
バスケットボールを指導。

部活動後の夕食作り
作ってるのはもちろんカレー

同期がブラウニーも焼いてくれた
うまかった

マラウイで最もよく飲まれているビール
カールスバーグで乾杯

次の日の早朝練習。
起床時間4時半、活動開始時間5時。
まだ暗い。。

早朝練習終了間際のクーリングダウンにて
脚が攣ってしまった同期。
久しぶりの運動だったようで…おつかれさまです。

早朝練習の後、近所の子どもたちが
「あそんでー」っていつものようにやってきた。
この子らはホントにかわいい。

その後、力尽き果てて昼寝。

活動見学おつかれさんでした!
写真たくさん撮ってくれてありがとう^^



今度は自分が違う同期のところへ活動見学に@Mulange (↓)


YOUTHとの野外パーティーの合い間に
同期宅の近所の子どもたちと

同期のYOUTH CLUB巡回先にて
またまた子どもらが集まってきて空手の指導
その後に1枚



元気で楽しく全力でやってます^^

2012年5月18日金曜日

先週と来週の話。

先週、同期隊員男女二人が活動見学のためうちの大学にきた。
私の活動を見に来た初めてのお客さん。

授業は時間の関係上見せられなかったので、
部活動と朝練だけ見学、というか参加してもらった。
やったのはいつも通りバスケット。
二人とも久しぶりにしっかり身体を動かしたようで
身体が悲鳴をあげていたようだったが、わりと楽しんでもらえたようだった。

部活後そのままうちに招待し、日々練習に練習を重ねたカレーを振る舞った。
いつも味にブレがあるのだが、今回はたまたまうまくいってなんとか一安心。

しかしここからがすごいこの二人。

カレーだけでは飽き足らず、野菜炒め、ステーキ、スイーツ、〆におにぎりと、
とにかく寝る直前(AM1時半)まで気がすむまで作りまくり食べまくった挙句
力尽きて寝、その3時間後に起きて家を出、まだ胃の中に何か残っている
感覚を残したまま朝練に向かうという、学生時代に経験するようなことを
この年になってまた経験してしまった。

もちろん朝練の後は睡眠不足を取り返すために寝ようと思ったが
朝練でしっかり動いたせいか腹が減って寝ることができず、
結局パスタを食べてようやく就寝。
起きてもう一回パスタのようなものを食べてようやく今回の合宿の終焉となった。
このメンバーでいると胃ばかりでなく身体がおかしくなってしまうと
危機感を感じた次第である。
うちの食糧庫もほとんど空に…

なんとも生産性のない話をしてしまった。
たまにはいいだろう。。これも協力隊生活の一部。


来週はMid semester holidayで1週間まるまるお休み。
生徒もほとんどが地元に帰るので大学にいても活動がない。。
久しぶりに4時半起きの平日から解放される。

大学にいても仕方ないので、またしても同期隊員の活動見学を計画中。
行先はムランジェ⇒ブランタイヤ。
学校隊員とは違う職種の隊員が普段どう活動しているかを
しっかり見て、今後の自分の活動に活かそうと思う。


2012年5月5日土曜日

1週間の出張からの帰宅。

大学からTeaching Practiceの出張を命じられ、
先週1週間泊まり込みで行ってきた。
行先はマラウイで最も栄えている都市ブランタイヤ。

うちの大学には通常のプログラムの他にDistanceプログラムというのがあり、
現職教師に対する再訓練を行っている。
その現職教師の授業観察を行い、授業評価とフィードバックをすることで
普段行っている授業の質を向上させることがこの出張の目的であった。

私は体育の教師だが、体育の教師が体育やそれに関わる授業の評価をするとは限らない。
自分の専門関係無しに、その垣根を越えて様々な教科を評価するシステムになっている。
私が今回授業観察した教科の多くは、数学や生物であった。

私は実は数学が好きなので、数学の授業を見るのはとても楽しかった。
誰にも話したことはない(と思う)が、もし体育・スポーツの専門学科がこの世の中に
存在しなかったら、数学を専門にしたいと思ったこともあるほどだ。
(決して得意ではないのだが。。)

ある数学の授業の中で、三角関数を教えていた教師が、
4cm×5cm×6cmの直角三角形の4cmと5cmの2辺が挟む角度を求めなさい
という問題を出していた。 …?? おかしい。。
そもそも、4cm×5cm×6cmの3辺では直角三角形にはならない。
この間違いには直ぐに気付いたが、生徒の前で教師の間違いを指摘することは
教師のプライドを傷つける上に、教師-生徒間の今度の信頼関係を壊しかねないと思い、
授業後に、その教師と2人の時に間違いを指摘し、
次の授業の時に訂正するようにお願いをした。

また、生物の授業では、繁殖について教えていた教師がいた。
対象は男女、13-14歳程の生徒だろうか。
キーワードは、精子、卵子、子宮、月経等であり、
教師はなんてことなくサクサクと授業を進めていたようだったが、
生徒はなんとなく困惑したというか、落ち着かない雰囲気であった。
ちょうど思春期をむかえている生徒たちが対象なので仕方がない。
教師が質問してもなかなか手が挙がらなかったり(普段はよく発表する)、
グループでの活動が何かぎこちなかったり(普段はもっと賑やか)。
しかし、教えていることは思春期の彼ら彼女らにとっては特に重要なこと。
ここで教師の手腕が試されるんだなぁ、と思いながら授業を観察した。

なかなか他の教科の授業を見るのも面白かった。
私が体育の授業を計画する上で特に重要だと思っていることは、
生徒自身の活動時間をできる限り多くとることである。
生徒が深い理解に到達するためには、
生徒自身の主体的な活動がどうしても必要だからだ。
これは他の教科にも当てはまることだと思う。
しかし、教師の中には教師⇒生徒への一方的な教授のみのスタイルを
とる(とってしまう)教師もいた。それだと生徒が深い理解に到達できない。
生徒自身による主体的な活動が深い理解にまで到達させる手段となるため、
本来はそういった時間を計画の中にできるだけ多く組み込むべきと思った。

しかし同時に…、

それは簡単なことではないのだろうとも思った。
というのも、以前同じJICAボランティアの理数科教師と活動の話をした際に、
彼ら理数科教師が膨大な量の教授内容を背負っていることを知ったからだ。
さらには卒業時にはかなり難しい試験が待っている。
それに向けて、教授範囲は確実に教え切らなくてはならないし、
試験対策もしなくてはならない。そのための補講をしている隊員も
中には結構いるようなのである。

こういう現状を知ってしまっている状態での授業評価だったので
実は評価しづらかった部分もあった。
が、そんなことばかり言ってては自分がここに来た意味がないとも思ったわけで、
余りにも一方的と思える教授スタイルをとっている教師に対しては、
もっと教師-生徒の双方的な授業になるよう促した。
授業はコミュニケーションが大事。
教師の身体の向き、視線、表情、声のトーン、生徒の表情を
よく観察しながら柔軟に授業を展開していけるように、と。
また、そう助言しつつも、普段の自分の授業は将来ここマラウイで教師を担う
生徒の目にどのように映っているだろうかとも思った。
自分の授業スタイルを今一度見直すいい機会なので、
よく考えてみようと思う。


それにしても、普段話すことのない同僚の先生たちとも
辞書片手によく話した1週間だった。
何を聞かれてるのか理解できず、会話ストップということもしばしば。。。
聞き返しもしばしば。何を言っているか理解してもらえないこともしばしば。
それでもなかなか心が折れなくなってきたのはある意味での成長
と言えるかもしれない(笑)
とばかり言ってられないので..さて、英語勉強しよう。。;


※ 出張中、日本に帰国した夢を見ました。
   バカみたいにはしゃいでる自分がいました。

2012年4月18日水曜日

最近仲良くしてる一家

先日私の前々任者が仕事でマラウイを訪れた時に、
前々任者がボランティアをやってた当初(おそらく8年程前)深いお付き合いをしてた
マーガレット家族を紹介してもらった。
それ以来マーガレットとはたまに連絡を
取り合っていた。が、会ってはいなかった。

先週末なぜかふとマーガレットとその子どもたちに会いたくなって
いい機会だと思って会いに行ってみた。

家に行ったら、今はHOME VILLAGEにいるとマーガレットのおばあちゃんらしき人から
聞いたので子どもに道案内を頼んでそちらの方へ行ってみた。
そんなのがあったんだと思いながら15分程畑道を歩いていてようやく着いた。
思ってた以上の遠い道のりであった。

着いたらマーガレットが出迎えてくれた。
子どもたちは収穫後のメイズ(トウモロコシ)からトウモロコシの粒を剥がす作業の
お手伝いをしていた。えらいなぁと思いつつ、
手持無沙汰なので一緒にチャレンジしてみたが、
日本でもできることなので特にこれといって何も思わなかった。
チャレンジという言葉に申し訳ない程度の小さな小さなチャレンジといったところか。
そう甘くみて作業を手伝っていたら、トウモロコシの粒が
一粒ちゃんと取れていないことを子ども(推定3歳)に叱られてしまった。
彼らはこれに生活がかかっているんだ。小さな子どもでさえわかっていること。
甘く見ていた自分がなんだか恥ずかしくなった。。

昼時に会いに行ったので、シマをご馳走になった。
昼食を済ませてから遊びに行ったので
そんなに食べれなかったが、それでもうまかった。
最近無性にシマが食べたくなる時がたまにある。
また食べたくなったら何か手土産でも持って行こうかなと目論見中。


子どもがいっぱい。
笑顔がたまらない。

マラウイでの主食シマとローカルチキンを
お昼ごはんにご馳走になった
最近たまに無性にシマが食べたくなる

お昼ごはんを済ませてから遊びに行ったので
あまり食べれなかったけど、うまかったぁ。
シマを食べてるのがマーガレット。
彼女の雰囲気、嫌いじゃない。


2012年4月17日火曜日

マラウイ最高峰ムランジェ山登山と縄跳び遊び

まだまだ序盤で元気。

目的地周辺。めちゃいい天気。

近所の子どもと縄跳び遊び。
サイズ違い。

やっぱり写真は大好き。
カメラ向ければいつでも最高の笑顔。

2012年4月16日月曜日

陸上競技場作り①


先週金曜日、アメリカ人ボランティアの発案で陸上競技場作りを始めた。
ここドマシ教員養成大学は、マラウイ唯一の体育教員養成機関である。
その大学に陸上競技場の一つもないのは確かにおかしい。
私も絶対必要と感じていた。ということで、とりあえず2人で製作着手。

ただっ広い草だらけの広場に競技場を作ろうということになり製作開始したわけだが、
作り始め間もなくあることに気が付いた。
実は、この草だらけの広場はもともとは陸上競技場だったのだ。
トラック跡や走り幅跳びの走路跡なんかも薄っすらとあり、
ただメンテナンスがされなかったがためにこのような状態になってしまったことを知った。

せっかく作っても、また放っておけばこういう状態に戻ってしまう。
そう思いながら作業を開始した。

手始めに、まず薄っすらと跡を残している走り幅跳びの走路作りから着手。
助走に最低限必要であろう30mの走路を確保するために草刈りをし、
草の根を掘って土を剥き出しにし、土を平らになるまでならす。
2人で約3時間かけて走路が完成。
あとは、大学に砂の購入をお願いしているのでそれを待つだけ。

来週は砲丸投げピットを製作予定。
自分の元専門種目ということもあってなのだろう、気合がはいる。
今回は学生が授業で忙しく手伝いを頼めなかったのだが、
来週以降は学生のヘルプが絶対必要。そう思った。
というよりも、学生が中心となっての製作が必要だと思っている。

学生が自分たちで苦労して復活させた陸上競技場であれば、
その維持管理にも自然に力を入れてくれるハズだからである。

また、モノや設備が慢性的に不足しているここマラウイの教育現場では、
こういった無いものを一から作り出す経験が
学生が将来教師になった時に大いに役に立つはずである。
そういった意味でもこの試みは大いに意義のある試みであると思っている。

どれだけ学生たちがその意味をよくわかった上で陸上競技場作りをしてくれるのか、
今から楽しみだ。


まずは草刈り作業
マラウイではスラッシャーという草刈鎌を使って草を刈る

草の根掘り作業

30m走路の完成

2012年4月10日火曜日

悪夢

最近悩みがある。
悪夢を見る。それも頻繁に。

悪夢を見ることは最近に始まったことではなく、
大学時代からあったことだが、
最近その頻度がかなり多い。

昨日も見た。
寝ている自分を誰かがベットの脇で見ているのだが、
その正体は不明。動きたくても身体が全く動かない。
声をだしたくても声がでない。
より怖くなってよりがむしゃらに声を出そうと身体の力を振り絞って
初めて声が出て、それと同時に夢から「確実」に目が覚める。
「確実」にっていうのは、それ以前のどこからどこまでが夢で
どこからどこまでが現実なのかの区別ができないからだ。

先週末、友だちの家に泊まりで遊びに行ったときにも同じような夢を見た。
その友だちと同じ部屋に寝ていたのだが、
その時はうなされて声をだして起きたのを友だちが見たと言っていた。
自分はそれが夢なのか現実なのかの区別ができていなかったが、
その時は現実だったようだ。

大学時代は金縛りを伴ったものが多く、
確実に目が覚めていたが身体は全く動かず、
足元に誰かがいるような気配を感じていた。
今は目が覚めているのかどうなのかが定かではないがかなり頻繁。

大学時代から一貫して言えることは、
それが予感を伴うものだということだ。
悪夢を見るときには事前にわかる。
それがわかると寝るのが怖くなる。

考えられる一つの原因にはメフロキンが挙げられる。
週一で服用しているマラリア予防薬のことである。
この副作用がまさに『悪夢を見る』なのだ。
なんて自分にとってやっかいな副作用なのだろう。
マラリア予防のためには飲まなきゃいけないものであるが、
大変な苦痛である。

どうにかならないものか。。


2012年4月3日火曜日

早くも疲労感!?

2学期が始まってから朝5時からの活動が多い。
AM 4:40起床がつらい。もともと朝は弱いもので。

でも思う。自分のトレーニングのためでは起きれなくても、
生徒のためならちゃんと起きられる。
社会的立場はこうも自分を奮い立たせるものなのかと。


月 AM 5:00- エアロビクス
火 AM 5:00- バスケット
水 AM 5:00- エアロビクス
木 AM 5:00- バスケット
金 AM 5:00- エアロビクス
土 AM 5:00- 球技
日 お休み


これに加え、授業後に1時間から1時間半ほど
またなんらかのスポーツをやる時も。。

これこそ体育隊員でしょ!

しかし、身体の節々がイタイ。

2012年3月31日土曜日

11年度の終わり

[SGブ]各位

いつもお疲れ様です。
11年度の業績がどう締まったのか気になるところではありますが、
最後の追い込み、本当にお疲れ様でした。
年度始めも引き続き忙しさが続くとは思いますが、
身体にお気をつけて引き続きご尽力ください。

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ついこの間、マラウイ6ヶ月目突入と書いたばかりだったのに、
もう7か月目に突入してしまった。
マラウイでの生活の1/4が既に終わったということだ。
なんと早いことか。やりたかったことができなかったなんてことがないように、
後悔のないように日々活動を行っていきたい。

最近は、2学期が始まったこともあって、その授業準備や新たな試みである
部活動の立ち上げの準備で少しずつまた生活が充実してきている。

今日も土曜日ではあるが、有志を集めて朝5時からバスケットボールをした。
これは1学期から引き続きの活動である。
(朝5時は早すぎるのだが、生徒からの要望のためしかたなく。。
 どうやら教会に行かなければならない?等の外せない用事があるようだ。)
これはまだ部活動という形をとっているわけではないが、私の中でイメージは一緒。
今日は7人しか集まらなかったが、どんどん規模をデカくしていきたいと思っている。

今日の7人は全員バスケット未経験者だった。
日本ではこんなことありえないのだが、ここマラウイではこれが通常。
今日集まった趣旨は全力でスポーツをして楽しもう的なものだったので、
ドリブル、パス、シュートの基礎だけを10分程で教えて、あとは即ゲームに移行。
トラベリングやダブルドリブル等のバイオレーションやパーソナルファールなんかの
ルールはゲームの中で一時中断しつつ説明して、
最終的にはなんとかバスケットボールらしくなった。

シュートが下手すぎてなかなか得点が入らないのだが、
それでも生徒はなかなかバスケットを楽しんでるようであった。

立派な体育館とバスケットリングがある。ボールもしっかりしたものがある。
でも、使用頻度が少ない。ソフト面の問題である。
どうやら、こんな状況を変えるために私がここに配属されたようだ。
なら、私がここを離れる頃には、毎日体育館や用器具が取り合いになるくらい
スポーツに熱中した生徒で犇めく状態にまでしたい。

これからが楽しくなってくるぞーーv

2012年3月21日水曜日

今日の出来事

ご近所さんと日本から持ってきた縄跳びでたわむれてみた
カメラの撮り方教えたら撮ってくれたv

ご近所さんの兄弟姉妹
カメラを向けるとめちゃ喜ぶ
うちの庭で撮影

お好み焼きを作ってみた
マヨネーズとソースは首都で購入したもの
かつおぶしは帰国隊員さんから頂いたもの
それなりにうまくできた
しかしこっちのソースは酢が強すぎで酸っぱい

ビビンバ風焼き飯
こちらも帰国隊員さんから頂いた
無印良品のビビンバご飯の素で作ってみた
こちらはかなりうまかった
(混ぜてフライパンで炒めるだけなので当然か...)

来週から2学期が始まる。
2学期に教えるのはPE104とPE304の2クラス。
PE104ではAthletic Track Eventsを、つまり陸上のトラック競技を、
PE304ではAthletic Field Eventsを、つまり陸上のフィールド競技を教える。
陸上競技を今一度勉強するいい機会だと思って頑張りたい。
自分がこれまでもっとも力を入れてきた陸上競技がこうやってしっかりと
役に立つことは自分にとってこの上ない喜びだ。
ちょっとマニアックな授業になってしまいそうだが、
それもまぁ生徒の反応を見ながらちょうどいい加減でやってみようと思う。

大学院時代に読んだ陸上関係の海外論文を持って来ればよかったと若干後悔。。


2012年3月20日火曜日

ゾンバ山のてっぺん

ドマシ教員養成大学の前々任者他
障がい児教育現地調査チームの方々と
ゾンバタウンをバックに一枚

ゾンバ山のてっぺんにあるマラウイ第2位のホテルと言われている
KU CHAWEをバックに一枚

KU CHAWE内レストランその1
高級そうなじゅうたんが敷き詰められてました

KU CHAWE内レストランその2
ここでカプチーノだけ頂いて帰りました
マラウイでこの旨さを味わえるとは..
ここからマラウイが誇るムランジェ山がはっきりと見えました

前々任者の方とは日本で一度技術補完研修の時にお会いしていたが、
その時は忙しかったらしくゆっくり話すことができなかった。
その分今回いろんなことを話すことができ、多くの刺激を頂くことができた。
これをきっかけに、今後の活動のありようが変わってくる気がする。

長かったターム休みを終え、来週からいよいよ2学期が始まる。
1学期は授業をこなすだけでいっぱいいっぱいだったが、
この2学期は自分色を出しつつ活動して行きたいと思う。


2012年3月14日水曜日

いま、ふたたびの上京

今日は首都リロングウェに滞在。
明日同期隊員の活動見学に行くため。
ついこの間マラウイ北部の同期隊員のところに行ってきたばかりだが、
あまりにも学期間の長期休暇が長すぎるので刺激を求めて
できる時にできることをと思い、今回はマラウイ西部へ。

首都からミニバスで約2時間と、そんなに辺鄙な場所では
なさそうではあるものの、誰も近寄ろうとしない地。その名もムチンジ。
その理由は、その先がザンビアとの国境で行き止まりだから。
何かのついでにいくようなことができない。

ふと、最近思う。自分、フットワーク軽くなったな、と。
長距離移動を苦にしなくなってきたように思う。
時間があるからなんだろうけど。
日本に帰ったらいつもの感じにすぐ戻るんだろうな。

首都にてネットの調子がいいため、
これまでアップしたくてもできなかった写真を以下にアップ。

先日北部の旅(ルエレジ)に行った時の写真
井戸で子供たちが我こそはと水を飲みまくっていた。
豪快!見ていて気持ちいい^^

以下はマラウイに来る前の写真。日本にて。


投擲の愉快な仲間たち(S58度生)
円盤投げの先輩の結婚式二次会にて。

サラリーマン生活の合い間を塗ってダンスのレッスン

会社の愉快な同期たち


一昨年の日本選手権の宿泊先にて
世界の鉄人と一枚v