2013年1月30日水曜日

8ヵ月きる。

年末に母校の花輪高校から今の活動について
何か執筆してほしいと原稿依頼があった。

時間をかけて文章を書くのは嫌いじゃないので、
どんなメッセージを高校生に伝えようかと頭を捻りながら書いた。
そのタイトルは、『自分の可能性を信じて“全力で”突き進め』。

タイトルだけ見ると、よくもまぁ自分のことを棚に上げて
こんなことが言えるもんだなとも思えてしまうのだが、
幸か不幸かこの原稿を読むことになる高校生は私のことを知らない。
だからと言ってウソを書いたわけではなく、
自分のことを知らない高校生にとっても、
このメッセージが彼ら彼女らの心を強く刺激するもので
あってほしいという想いを込めた上でこのタイトルにした。

肝心の中身はと言えば…

私には誇れるものは残念ながらあまりないのだが、一つだけ、
全力でやったと断言できるものがある。円盤投げだ。
全力でやることで、そこからたくさんのことを得ることができたし、
円盤投げを通して今でも繋がってる人たちは多い。
しかし、円盤投げを始めた当初(正確には投擲を始めた当初)は
自分の可能性を信じることはできなかった。
それは、全県大会に出場するのもやっとだった
当時の自分の競技レベルが裏付けとなっている。
しかしある時、私の可能性を信じる他人と出会う。
それを知り私は困惑する。何故自分が日本一に…??
何故そう思っているんだ???全くわからない。。。
しかし、自分の可能性を信じられないのは、
ただこの先に待ち受けているであろう多くの苦難に対する
“恐れ”やそれに伴う“逃げ”の気持ちがあるからだということに
気付いていく。その苦難を受け入れる覚悟ができた時、
その人からもらった言葉が次第に自分の目標になっていく。
そしてそれと並行して私の競技レベルも著しく上がっていく...

という内容の話だ。
これはちょうど私が高校生だった時の話なので、
今の自分とダブらせながら読んでくれるんじゃないか、
と期待している。


また別件で、

JICA筑波より、2月末に筑波大学で開催される予定の
「スポーツ×国際協力」CAFEというイベントに
協力してほしいと依頼があった。
これには、活動紹介の動画を撮って送ってほしいと
依頼があり、多少骨を折ったが、先日提出した。


私のここでの活動期間は残り8ヵ月をきった。
やはり活動終盤に差し掛かるこの時期に
この手の依頼は多くなるものなのかぁと思いながらも、
国民の税金を使ってこういう経験をさせてもらっているので
出来る限り社会に還元しなきゃなという責任感も感じつつ
積極的に協力している。

帰国後もこういう依頼は結構あるように思われる。
その時に、相手に意味のあるメッセージを伝えられるよう、
頭の中でいろんなことを整理し始めてもいい時期なのかも
しれない。もうそんな時期なのかと思いながらも。。


2013年1月23日水曜日

アンダーグラフ真戸原さんドマシ訪問

マラウイの伝統的なダンスで歓迎した後には
真戸原さんによる歌が披露された。
その後はうちの学生によるネットボールの紹介。
まずはウォーミングアップから。

ウォーミングアップ後の指示出し中。
前半後半各10分とし、後半は真戸原さんにも
出場してもらうことを指示。

ネットボールのゲームは大いに盛り上がった。
真戸原さんの写真は承認が得られなければ
投稿できないことになっているので悪しからず。。

私が特に信頼している生徒の一人。
彼をウエイトトレーニング部のチームリーダーにして
普段は部活動を進めている。
この日は真戸原さんへ自分たちの普段の活動を
説明してもらう大役を任せ、しっかりこなしてくれた。

ザンビア旅行記録(2012.12/23-28)

ビクトリアフォールズをバックに一枚。
水量が多く、水しぶきが丘の上まであがってきた。
帰るときにはもう、びしょびしょ。。

サンセットクルーズでワニを見ているところ。
隣のザンビア人は…知らないひと。

サンセットクルーズ乗車前に一枚。
ワニ、カバしか見られなかったのは残念だったけど
夕日がとても綺麗だった。

ビクトリアフォールズに近い街
リビングストーンのお土産屋さんで
いい絵があったので購入。
マラウイのよりもいろんなアイデアに
富んだ絵がたくさんあった。

ビクトリアフォールズ付近の
五つ星ホテルの庭にてキリンを発見!
思ったよりデカくて筋肉質。顔は変。
余りに興奮してしまい、
帰りのバスに乗り遅れそうになった。。

2013年1月16日水曜日

1学期の授業、終了。

1学期の授業が終わり、生徒は1週間の試験勉強期間に突入。
この1週間は授業がない。生徒が試験準備に入ると共に、
教師も試験作成等の試験準備期間に入る。

昨日、デパートメント全体で試験に向けたモデレーションがあった。
それぞれの教師が作成したそれぞれの担当分の試験問題が
適性であるかどうかを相互に確認し合う会議のことだ。
ここで適性と認められた場合、次は第三者の目を通り
承認が得られた上で初めて生徒の前に出されることになる。
第三者の審議が入るのは今回からの試みらしい。

うちの大学がマラウイ大学の傘下に入ったことによって
変えられた仕組みなのだろうか。(聞いてみたが良くわからなかった…。)
おそらく、組織の形態が変わったことで管理体制もいろんな部分が
変えられているんだろうと思う。私にそれが知らされることはなさそうだが。
あるいは自分で知ろうとするならばそれは別だが。
そして知りたいかと言えば、実際そうでもなく、、
今はとにかく目の前の生徒に全力になりたいとだけ思っている。


先日、

以前うちの大学で体育教員をしていた
ピースコー(アメリカのボランティア)のMr. パトリックが約3ヶ月ぶりに
うちの大学に来た。今はブランタイヤでインターナショナルスクールの
生徒を対象に体育やスポーツの指導をしていると聞いている。

しばらく会ってなかったので、私がJICA携行機材申請をして購入した
新しいウェイトトレーニング機材の導入の事は知らず、
それを知った時とても驚いていた。また、私がほぼ毎日(休日除き)
生徒と一緒に継続的にトレーニングをしている状況を聞いて
とても喜んでいた。

実はMr. パトリックの専門もウェイトトレーニングなのだが、
機材が十分に無かったことなどの理由からか、
生徒と継続的にトレーニングをすることはなかったみたいだ。
うちの大学で体育教師をしていた期間、
きっと彼も本当は生徒と一緒にトレーニングしたかったのだろうと思う。

その彼から昨日連絡があり、めぼしい生徒をブランタイヤに連れてきて
くれないかとのことであった。目的は、インターナショナルスクールの
より充実した設備でより本格的なトレーニングをコーチングするため。

私も大賛成である。なにか依頼人が私の財布に頼っている
ような気もするのだが、それはさておき。仮にそれを鑑みたとしても、
将来のマラウイの体育・スポーツを担う生徒、
しかもモチベーションが大変高い彼らにそういう機会を
与えられることが嬉しくてたまらない。

いつになるのか、その日が待ち遠しい。


2013年1月4日金曜日

2013

みなさま

あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
年賀状書けずに申し訳ありません。。

昨年は初めから終わりまで丸々一年をマラウイで過ごすという、
私の人生でも稀な一年になるであろう年を過ごすことができました。
私が昨年得たものの中で最も大きかったものは..
生徒と朝練や部活動に継続的に励んだことでできた信頼関係かな、
と思っています。私の活動の中で最も肝になる部分ですので、
これを得られたことは私の中で本当に大きな意味を持っています。
今年残り9ヶ月のマラウイでの活動もこの信頼関係を基盤にして
よりいい活動ができるように頑張っていきたいと思います。

そして、10月1日からは仕事復帰。
マラウイから何を日本に持ち帰ることができ、どう活かせるのか、
そんなことを意識しながらも残りの任期を務めあげたいと思っています。


今年もよろしくお願い致します!