明日でFace to Face Programmeの筆記試験が終わる。
それは同時に、活動初期から一番長く、しっかり
付き合ってきた生徒たちとの完全な別れを意味する。
明日の試験が終わり次第、このProgrammeの生徒は
10月の来学期開始まで長期休暇で実家に帰るからだ。
私の帰国は9月。来学期はもうここにいない。
明日を最後に、もう一生会えなくなるかもしれないだなんて、
なんだか実感がわかない。うちの生徒も最後の最後まで
試験があるわけだし、バタバタして実家に帰っていくんだろうと
思われる。。特別ちゃんとしたお別れはできないんだろうけれど、
そんなもんでいいんだろう。そんなもんで。
今ここにきて、やはりこの2年間を振り返っている自分がいる。
私の2年間の活動は、彼らにとって意義あるものだったのだろうかと。
私の頭の中にすぐ浮かんできた3人の生徒にとっては、
私がもしここに来なかった場合よりは、
多少は意義あるものになったのだろうと思うことができる。
ただ、他の生徒に対してはと言えば、正直そこまで自信がない。
もっと強制力を以て、強引に自分の活動に巻き込んでも
よかったのではないだろうかとも思うし、結局他人に強いられた
道では長続きするハズが無いと思う自分もいる。ただ、
人に強いられた道をキッカケにして自分の道を見つける人も
中にはいるわけだし、だったら結果どうこうは関係無しに
強引に巻き込んでもよかったのかなとも、思う。
結局やらなかった後悔なのか...?
いや、いろんな環境に振り回されて、
結局やりたくてもやれなかった、モヤモヤの方が遥かに強い。
長期休暇を抜け、さぁ新学期が始まるぞと意気込んでても、
生徒は新学期開始3週目にしてようやく出揃う。
いつまで休暇やってるんじゃ!と毎度毎度CPとぼやく。
ようやく生徒が出揃ったと思ったらMid Semester Holidayで休暇。
休暇明けはまた生徒の揃いが悪い。
生徒が揃い、毎日のサイクルがようやく
安定してきた頃に試験期間に突入。
生徒は専攻を2つ持っており、試験期間はその勉強で
わりと忙しくしている。
そのせいか朝練・部活動への参加者が半減。
そして試験後は長期休暇に入る。
そして休暇明けは生徒が...
この2年間はずっとこの繰り返しだったように思う。
落ち着いて生徒と一緒に活動できた日がどれだけあっただろう。
そんなになかったように思う。
自分が赴任当初思い描いていた活動の
もしかしたら半分もできなかったのではないかとさえ思ってしまう。
それは赴任当初の私の構想のスケールにも問題があったわけだが。。
立派な体育館と用器具があり、生徒は3食付の寮住まい。
スポーツに勤しむには国内最高レベルの条件が整っている
この環境は、私に部活動の“合宿”を連想させた。
間違いなく連想した。これはしょうがない、事実なんだから。
そして、毎日が合宿なら、そりゃあ、
スキルが上達しないわけがないし、強くならないわけがない。
そう思っていた時から2年後の今の状況が仮に見えるとすると、
赴任当初の自分は、きっと今の自分に、
「あんた2年間何してたの?」と言うと思う。
返す言葉もない。
ただ、ただ一つ言いたい。
今日、最後の部活動が終わった時、
うちの部活動の中で唯一の女子生徒(円盤投げ選手)が、
「これまで指導してくれて本当にありがとう。」
と言ってくれた言葉に、心が震えた。
心が震える経験なんて、人生で数えるくらいしかない。
その言葉を貰えただけで、私はここに来てよかったと思えている。
残り3ヶ月で帰国します。
2013年6月28日金曜日
2013年6月22日土曜日
2013年6月21日金曜日
2013年6月7日金曜日
ムランジェ登山第2弾
マラウイ最高峰の山ムランジェ山。標高3,002m。
前回登ったのは昨年の4月。
一年以上も前のことだ。
これがマラウイで登る最後の機会となるだろうか。。
あの感動をもう一度求めて、
いってきます。
2013年6月5日水曜日
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