JICAボランティアはJICAに定期的に報告書の提出をしている。
マラウイ到着から3ヶ月、6ヶ月、1年、1年半、2年の計5回の提出が
義務付られており、それらは一般に公開される資料となる。
現在、マラウイ到着から9ヶ月を経ているため、
2度の報告書の提出が既に終わっている。
せっかくなので、その報告書を本BLOGでも公開しようと思う。
※ここでは報告書の要約のみ
■活動報告書第一号(2012年1月14日提出)
■活動報告書第二号(2012年3月31日提出)
配属先における目標を「ドマシ教員養成大学における教育水準の底上げ」とし、その達成のため2つの活動目標を設定した。一つ目は「体育教員の資質向上を図ること」であり、私の主たる活動である授業を通して達成を図りたい。二つ目は「体育スポーツの面白さを伝えること」であり、特に今学期から立ち上げる予定の部活動を通して達成を図りたい。
一つ目の活動目標は、大学教員および将来教員となる学生を含む体育教員の資質向上を図ろうとするものであり、学生に対しては通常の授業を行うことで直接的に教育活動を展開していく。私の行う授業そのものが教授内容の質や量、教育者としての態度の一つのモデルになり得るため、単に授業をするではなく、それらを踏まえた上で授業を行っていく必要がある。また、学生が将来教師になった時に私の授業で学んだことを抵抗なく活かせるよう、マラウイの現状の教育現場に対応した授業が当然求められる。例えば、ない道具をどう作るかを一緒に考えたりすることである。特に初中等教育校に通う生徒の年齢層は神経系の発達の著しい時期でもあるため、数多くの運動経験の場を与えることが教師の重要な役割となるため特に注力していく。
配属先との意見交換の進捗であるが、活動計画表の通りに進めていくということで同意している。通常の授業と定期テストについては引き続き同様に行ってほしいとのことであった。新しい試みである、PE department大学教員の全体会議を週一度のペースで定期的に行うことに関しても継続的改善体質の確立を図るという意義と併せて賛同済。また、体育教員のOFFICEおよび各用器具庫の5Sについても、業務効率改善等の意義と併せて賛同済。今学期より新たに始める部活動の立ち上げも計画通りに開始される予定である。但し、体育館や用器具庫の鍵の管理に問題があり現在是正中である。
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