2011年7月7日木曜日

入所式

今日は入所式だった。
本研修に参加する上で必要な心構えの再確認が
できたと思っている。

やはり最重要視されているのは語学。
研修のほとんどの時間が語学に費やされる。
そして、ある一定のレベルに達しなかった場合は
参加辞退、もしくは次回の研修で再チャレンジになるそうだ。

派遣先の国によっては、英語以外に、スペイン語、フランス語、
シンハラ語、ベンガル語、ウズベク語を一から学ばなければならない隊員もいる。
せめて英語でよかったとつくづく感じる今日この頃である。
それと同時に頑張らなければとも思う。

さっき、夕飯の席で隣になったバングラディッシュに派遣される予定の
新卒の若者男性隊員は、ベンガル語を一から学んで現地での活動可能レベルに
まで引き上げなければならない状況に絶望的な表情を浮かべていた。
特にこれと言った資格を持ち合わせているわけではないため特別に資格の
必要ない職種を捜したところバングラディッシュに行き当たったようだ。
様々な事情があり応募はしたが、自分で希望した派遣国とは言え、要求されるレベルが
余りにも高かったことに絶望感を感じずにはいられなかったようであった。
同じ協力隊員でも、置かれている立場、思っていることはそれぞれなんだなと感じた。

今日は早速語学クラス編成テストが行われた。
(他はわからないが)語学に関しては優秀な人が割と多いようなので
一番下のクラスにだけはならなければいいなと思う。
明日、朝6時半にテストの結果が公表となり、クラスが決まり、
語学授業が開始となる。
まだ生活リズムがうまくつかめていないが、計画的にやるべきことを着実にやっていきたい。

援助の形には様々あるが、ボランティアはその中でも難しい部類に入る。
今日の講和でそう言っていた。なんとなくわかる気もするが、なんとなくわかったくらいじぁ
ダメなんだろうなと思う。マラウイに行ったときに、お前は何しにきたんだと聞かれたとき、
自分がボランティアという立場でそこに派遣されていることを、自分ができることとできない
ことの説明を加えて伝えられる必要があると思う。

なんにせよ、この活動はボランティアに対する個人の気持ちの強さが
その成果を大きく左右するらしい。後に返ってくるものが大きくなるよう、
自分の頑張りがどれだけ成果につながるかもわからないが、
大海の一滴に徹したいと考えている。

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